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社内にファンがいた?

by 唐草 [2017/01/03]



 昨日、血迷って定価のDL版で購入してしまった『Steins;Gate』。
 起動時の各種ロゴを見ていて思うところがあった。開発元の5bpとミドルウェアのCRIWAREのロゴが表示された。
 ちょっと待て!この組み合わせ、ぼくが最も得意としている組み合わせじゃないか。
 なのになぜ、ぼくはPSP版『Steins;Gate』をプレーしたことがないんだ?
 興奮のあまり、説明が疎かになってしまった。改めて解説しよう。
 ぼくは以前、ゲームのチートコードを作る仕事をしていた。どんなゲームのコードでも(暗号化されていなければ)作ることができると自負している。中でも開発にCRIWAREを用いたゲームのチートコード作成を得意としていた。
 CRIWAREで作ったゲームのフラグ管理は独特の癖があり(たぶん省メモリ設計のせい)、美しくも難読なバイナリを吐き出していた。そのため、自作のCRIWARE破りソフトを書いて仕事を行っていた。
 ノベル(エロを含む)ゲームを多く発売している5pb社は、CRIWAREを使って多くのゲームの移植を行っていた。その結果、大量の5pbのゲームをプレーさせられるハメになった。とは言え、ほとんどがソフト任せ。メニュー画面でダンプ取ってカーソル位置のメモリアドレスが確認できれば、CG全開のコードはほぼ自動生成。
 そんな圧倒的な対応力があったので、ぼくは「5bp担当」と呼ばれていた。懐かしい。
 だが、『Steins;Gate』のPSP版のコードを作った記憶は無い。でも、コードは配信していた。となると、別の社員がコードを作ったことになる。
 普段は、ノベルゲームだと分かった瞬間にぼくに丸投げしてきたあいつらの中に『Steins;Gate』のファンがいて、自分で遊ぶついでにコードを作ったのだろうか?会社が解散してしまった今となっては、真相は闇の中。