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インディージョーンズ

by 唐草 [2017/02/13]



 商業施設ってどんなところでもたいていの場合BGMが流れている。BGMが流れていると環境ノイズを消す効果があるらしい。飲食店だと隣のテーブルの会話が聞こえにくくなるそうだ。スーパーとかだとカートの騒音とかを打ち消してくれているのかもしれない。
 店内でうるさいなぁと思った事はほとんど無い。だから、きっと効果はあるのだろう。
 ただ、選曲に関しては疑問がある。
 誰もが知っているような超有名映画音楽が妙にポップな感じにアレンジされていたり、一昔前の流行歌がボーカル無しの電子楽器インストアレンジになっていたりと独特な編曲を施されていることがほとんどだ。作曲者が聞いたら耳を塞ぎたくなるような無慈悲なアレンジだ。
 BGMを流す側の都合だけで編曲されているのだろう。暗い曲では売上が落ちそうだし、ボーカルが入っていると店内放送などが聞き取れなくなってしまう。その結果、どんな曲も一様にポップでボーカル無しという骨抜きにされてしまうのだろう。
 今日寄ったスーパーマーケットでは、映画「インディージョーンズ」のテーマ曲が流れていた。もちろんオーケストラ風の原曲とはかけ離れたポップなアレンジ曲だった。そのせいで「インディージョーンズ」のテーマ曲だと気がつくまでかなり時間がかかってしまった。
 なんでスーパーマーケットのBGMが「インディージョーンズ」なんだろう?買い物は冒険なのか?それとも店内に大きな石が転がってくるトラップでも仕掛けられているのだろうか?ぼくにはどうしても選曲の基準が分からない。
 そう言えば、よく行くホームセンターでは映画「ロッキー」のテーマを流しているところがある。買い物は戦いなのか?謎だ。