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楽しくない申告

by 唐草 [2017/02/20]



 今日は、確定申告をした。
 今は、ネットで簡単に申告書を作れるから楽なものだ。財務とか税制の知識なんて微塵もないのだけれども、毎年しっかり申告書を作ることができている。そして還付金をゲットしている。
 楽になったと言えども、確定申告するのは面倒だ。実際の作業が難しいと言うのではなく、必要な書類を集めたりコピーを取ったりという準備が面倒なのだ。事実、Web申告フォームが使いやすくなったし、ぼくも何をどこに書けばいいのかを把握しているので30分程度で申告書の準備は完了した。
 終わってみれば簡単だったと思える内容だが、始めるまでの腰の重さは想像を絶する。ぼくも、心の準備をするのに2日もかかってしまった。本当は、土曜日に申告書を作ろうと考えていたのだけれども、ダメだった。翌日の日曜日は、必要書類を掻き集めてコピーを取るだけで精一杯だった。
 そして、今日は「申告書を作るために仕事を中断せざるを得ない」という仕事をサボる身勝手な口実で自分のテンションを上げてどうにか申請を行えた。それでも、Googleで「確定申告」と検索しようとしたら何度もタイプミスをしたり、誤ったサジェストを選択してしまったりと全身全霊で申告を拒否している感じがした。
 なにがそんなにイヤなのかサッパリ分からないのだが、どうしても好きになれない。ぼくのように複数の場所で働いている人間は、申告すれば高い確率で還付金が戻って来る。ちょっと書類を仕上げるだけで、数万円のお小遣いがもらえるということになる。それは分かっているけれど、気が進まない。
 なんでなんだろう?自分でも不思議で仕方がない。
 昨年の収入をまとめるという作業が、自分の成績を評価しているみたいに感じてしまうからなのだろうか?