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春眠暁を覚えず

by 唐草 [2017/04/06]



 やっぱり暖かいのは良い。雑に生きても死なない感じがする。何より暖かいとよく眠れる。今日は、本当にぐっすり寝た感じがする。前日に疲労するような事は何も無かったというのにだ。
 『春眠暁を覚えず』という故事があるが、まさにその通りだと思う。この言葉が生まれたのがどれくらい前かは知らないが、時が経っても人間の基本はあまり変わっていないんだなぁと実感してしまう。
 とは言え、ぼくの場合「春だからぐっすり寝た」というよりも、「冬の間はよく眠れていない」という表現の方が相応しいのかもしれない。
 眠れない理由は至って簡単。寒いのに弱いのではなく、寝相が悪いからだ。
 ベッドから布団がずり落ちるような寝相(ダブルベッドだと相手が死ぬ)なので、冬場は寒さで目が覚めてしまうことが多い。掛け布団、毛布、ダウンの3枚をかけて寝ていたはずなのに、目が覚めるとダウン1枚になっているなんてことは日常。厚手の寝間着を着ていても、室温10℃以下の寒い部屋でダウン1枚は寒いはずだ。
 だから朝までに半分寝て状態で布団を直すという作業が、最低1回は発生することとなる。これじゃあ、睡眠リズムも崩れるし、体も冷えてしまう。
 そんな訳で、冬場は長く寝ても質がともなわないことが多い。
 春になればもう平気だ。布団が落ちても、気が付かずに寝ていられる程度に暖かい。寝相は劣悪でも、睡眠の質は確保できるのだ。ぐっすりといつまでも寝ていられる。
 来週からは、いよいよ新学期が始まる。こんな心地良い陽気のままでは、朝早起きするのは不可能に思える。1限の授業に出られる気がしない。