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パンをカリカリに焼く

by 唐草 [2017/05/02]



 パンの焼き具合は、どのぐらいが好みだろうか?結構、意見が分かれる話題だと思う。
 焦げる寸前のカリカリなトーストが好きな人もいれば、表面の色が変わらないぐらいの半生が好きな人もいるだろう。ぼくは、モチモチした食感が好きなので、表面だけを軽く炙った半生に近いぐらいの焼き加減がお気に入りである。これは、6枚切りの食パンの話。パンの種類が変われば、焼き方も変わる。
 今日のパンは、イングリッシュマフィンだった。食パンは生焼き派のぼくでも、マフィンは別だ。表面がカリカリになるまでしっかり焼きたい。トースターを強火で3分にセット。コーヒー(インスタント)の用意をしながら、パンが焼き上がるのを待った。
 ベルの音がしたので、トースターからパンを取りだした。
 ところが、パンの上面はわずかに暖かいだけで、まったくカリカリになっていなかった。
 あれ?確かに3分焼いたはずなんだけどなぁ?火力設定を間違えたのだろうか?
 再度強火にセットして、もう一回パンを焼いた。
 3分後、ぼくを待っていたのは、上面は先ほどとほぼ同じで、裏だけ焦げている無残な姿のマフィンだった。これは、明らかにおかしい。
 トースターには、上下に電熱線が付いている。その上側の電熱線だけが、光も熱も発しなくなっていた。これじゃあ、片面しか焼けないわけだ。
 パンをひっくり返して2度焼けば使える。とは言え、毎朝そんな面倒な事はしていられない。ぼくは、トースターの買い換えを決意した。
 なお、壊れたトースターは99年製の製品だった。17年使えたなら当たりだったな。