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ヤギで知る自分の体調

by 唐草 [2017/06/18]



 『ゴートシミュレーター』ネタを書く際は、たいていの場合「気持ち悪くなってゲームをやめた」というのをオチにしている。遊んでいると3D酔いしやすいゲームなのは、間違いない。でも、コントローラーを長時間握っているから酔うわけだし、酔ったといっても実際に嘔吐するほど酔っているわけではない。目を閉じてその場で3回転したときぐらいの酔い方。ちょっと目が回っているぐらいにしかすぎない。
 でも、今日は違った。
 まったくヤギで遊べなかった。15分程度しか遊んでいないのに、額に冷や汗が浮かんでしまうほど酔ってしまった。さすがにゲロは吐かなかったけれど、半日に渡って物を飲み食いできないほど気分が悪くなってしまった。
 ここまでひどい3D酔いに襲われたのは、久しぶりである。こんなに酔ったのは、風邪を引いているときに寝ているのが退屈だと言ってゲームやったとき以来である。
 夕飯を食べる頃には、どうにか目が回っているのも回復した。普通に夕飯を食べられたのだが、夜の21時過ぎになって別の違和感がぼくの体を襲ってきた。
 喉が痛い。
 仕事で声を張り上げたときの痛みとは違う痛さだ。これは、喉の表面ではなくて内側が腫れている痛みだ。間違いなく風邪の前兆である。
 喉の痛みを自覚してから気がついた事がある。
 今日、異様にヤギで酔ったのは、そもそも体調がすぐれなかったからではないだろうか?自覚症状はまったくなかったけれど、体の機能は全体的に低下していた。だから、ゲームの動きに付いていくことが出来ずにひどい3D酔いに悩まされる事になったのかもしれない。そう考えると、たった15分で酔ってしまったことにも納得ができる。
 まさか、ヤギシミュレータが体調管理のバロメーターになるなんて。ヤギに体調を把握されるぼくって何なんだろうか。