by 唐草 [2017/06/21]
ドラクエは、日本のゲーム業界の中ではトップクラスのブランド力がある。そのブランド力を活かして様々な派生ゲームが登場している。
残念なことに派生ゲームは、オリジナリティーが高いとは言えない。ぼくはドラクエが大好きだが、ドラクエブランドのゲームはドラクエの世界観を楽しむ物であって、ゲームそれ自体のおもしろさを楽しむものでは無いと考えている。ある意味、ドラクエは雰囲気ゲームなのだ。
ドラクエでポケモンみたいなことをしたいと思えば、モンスターズシリーズがある。
ドラクエでローグライクをしたいと思えば、トルネコシリーズがあった。
昔から他のゲームをうまくドラクエ化してスピンオフ作品を世に送り出していた。
だが、ここのところドラクエ化が弱く、露骨に模倣しているスピンオフ作品が目に付くようになってきた。
ビルダーズシリーズが良い例だ。誰がどこから見てもマイクラである。巧みにドラクエ要素を盛り込んでおもしろいゲームに仕上げていることは間違いないが、元ネタの影があまりにも色濃すぎる。
そして今度出るスマホ向けカードゲームの『ドラクエ ライバルズ』。これも容易に参考ゲームが推測できる仕上がりとなっている。ハースストーンとシャドバあたりを大いに参考にしていることは間違いないだろう。
大いに参考にした結果の類似性なのか?それともはぐれメタルが10ターン逃げないぐらいの確率で似てしまっただけなのか?
それを確認したかったので、クローズドβテストに申し込んでみた。
ぼくのようにちょっとマイナーなAndroid端末を持ているとおもしろいようにβテストに当選する。今回も難なく当選することができた。
でも、ゲームは遊べなかった。
なぜか?
それは、当選メールが迷惑メール扱いになっていたから。βテスト終了後のアンケートメールで初めて当選を知るという痛恨のミスを犯してしまった。もったいないことをしてしまった…。無念。