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無料で追いつけるのか?

by 唐草 [2017/06/22]



 マンガ『ハンターハンター』が1年ぶりぐらいに連載が再開されたそうだ。ぼくの周囲でも喜びの声を上げている人が少数ながらいる。ネットでは、一部だが大騒ぎになっている。
 それにしても、1年に10話程度しか掲載されないのにこれだけの人気を維持していられるのは驚きだ。マンガを読んでいない人間からするとファンの人々は、年に数日しか姿を現さない教祖様のありがたいお言葉を待ち望んでいる狂信者たちのようにも見える。
 ぼくも『ハンターハンター』は、従兄弟に借りて十何巻までは読んだ。確かにおもしろいマンガだった。ワクワクさせる異形の能力、意表を突くストーリーの流れ、刺激的な暴力表現、独特の絵柄。週刊誌連載分だと下書きレベルで掲載されることもあったそうだが、修正された単行本で読む分には気になることは無かった。
 でも、自分で買ってまで読もうと思うほど、ぼくははまらなかった。はまらなくて正解だったかもしれない。はまっていたら、一向に連載されないことに暴言を吐いていたかもしれない。
 連載再開を記念して(?)、『ジャンプ+』アプリで40話無料公開を行っている。十数年ぶりに読む返してみたが、やはりおもしろいマンガだ。ログインポイントで読んでみるのも悪くない。
 現在『ハンターハンター』は、360話まで電子版が公開されている。40話までは無料で、その先は1話30ポイント。ログインポイントの期待値は1日10ポイント。3日に1話読める計算になる。そうすると、1年で120話ぐらい読める計算になる。順調に進めば、3年で全話制覇できるということだ。
 このペース、ひょっとして連載に追いつけるんではないか?今年の連載もどうせ単行本一冊分の10話程度だろう。余裕で追いつけそうな気がする。
 今日から読み始めたとして、追いつくのはいつになるのだろう。小学校の時に習った旅人算で計算できそうだ。
 
 問題:漫画家のT先生は、1年で10話のマンガを書きます。ケチな唐草くんは、1週間に2話のペースで無料マンガを読んでいきます。すでに360話のマンガが公開されています。最新話に追いつくのはいつでしょう?
 
 というか、この問題が完結前に追いつくものとして成立すると想像できてしまうことがまずいような気がするんだよなぁ。