カレンダー

2012/05
  
  
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

水出しコーヒー

by 唐草 [2017/06/27]



 コーヒーは好きだけれど、暑くなるとホットコーヒーは避けたくなる。やはり、アイスコーヒーが飲みたくなる。
 だが、豆からアイスコーヒーを淹れるのは楽なことではない。ぼくは、ペーパードリップをした熱々のコーヒーを金属容器で水冷してアイスコーヒーを準備していた。なんだか化学実験みたいで楽しくもあるが、大がかりになるのでめんどくさいのもまた事実。だから水冷アイスコーヒーを淹れるのは、夏休みの暇なときのお遊びという感覚だった。
 だが、忙しいときだってアイスコーヒーが飲みたくなる。もっと簡単に淹れられる方法は無いだろうか?
 そこで、着目したのが水出しアイスコーヒー。
 一口に水出しといってもいくつかのやり方があるようだ。一滴一滴抽出するような丁寧なやり方もある。ぼくが採用したのは、一番手軽な方法。ティーバッグのような不織布の袋に挽いた豆の粉を入れて一晩水につけておくというやり方。要するに麦茶と同じである。
 昨日仕込んだアイスコーヒーを今日飲んでみた。
 結論からいうと微妙。ぼくの中の及第点には達していない茶色い液体ができてしまった。
 アイスコーヒー用のローストが強い豆でなかったというのが、最大の敗因なのかもしれない。そのせいか、香りも弱いし、味も薄い。一方で、コーヒーの酸味だけが際立ってしまっている。ホットで飲むときは美味しい酸味も、苦みもなく冷たいとただ酸っぱいだけにしか感じられない。
 また、用意した不織布の袋が粗すぎたのか、はたまた豆を細かく挽きすぎたせいかは判断できなかったのだが、コーヒーがとても粉っぽくなってしまった。飲み終えると、カップの底に粉が大量に残っていた。実に口当たりが悪い。
 またカフェインが強く出すぎたのか、飲み終えると胃の辺りがムカムカする。
 うーん、このままだと次はないという感じ。ちょっと研究して、最適な水出し方法を探ってみないとなぁ。