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夜のサイクリング2017

by 唐草 [2017/07/24]



 昨晩、パンク修理を終えたばかりの自転車で夜の街へとサイクリングに出かけた。夏の夜の日課である。全力で10kmほど自転車をこいで、たっぷりと汗をかく。これは、単に運動不足解消のためのサイクリングではない。熱中症予防のために汗をかきなれた体を作るという意味もある。
 なんて、健康への意識が高そうなことを言ってみたが、本音は別のところにある。美味しくかき氷を食べるための運動なのである。
 毎年夏になると走っている10kmの慣れ親しんだコース。でも、今年走るのは、春以来である。今年は、自転車に乗る機会がほとんどなかった。通勤のために駅まで3km自転車に乗るだけの生活がずっと続いていた。だから、筋肉が衰えていることは覚悟していた。でも、ここまで衰えているとは思っていなかった。現実を目の当たりにしてショックを隠せないでいる。
 まず、速度が全然出ない。一生懸命漕いでいるんだけれども、全然足がついてこない。しかも、漕いでいる内から膝に違和感が出てきていた。太ももやふくらはぎの筋肉よりも膝の筋肉が痛くなってきた。走り慣れた10kmのコースが長く感じられる。途中で折り返したいとさえ思えてくる。
 それでも、残されたわずかな筋肉に鞭打って10kmを走りきった。だが、タイムが5分ぐらい遅い。だいたい30分のところが、36分ぐらいかかってしまっている。信号のつながりが悪かったと言い訳できる範囲ではない。
 遅いタイムと悲鳴をあげる膝。昨晩は、衰えた自分の姿を改めて確認して、落ち込んでいた。
 だが、一晩明けて今日になって、さらに衰えを知ることになる。股関節が筋肉痛になっていたのだ。こんなことでは毎晩走れない。早く筋肉を取り戻さないと、毎年恒例の花火見物にも行けない。
 筋肉が痛いとか泣き言言っていないで、今日も走らねば。