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0時からの優越感

by 唐草 [2017/07/29]



 いよいよ発売日を迎えたDQ11。ダウンロード版の予約購入のメリットは、なんと言っても発売日の0時から遊べることだ。今回は、回線の問題もあってちょっと雲行きが怪しかったけれど、無事に0時からのプレーをニコニコ顔で始められた。
 お店に買いに行けば、午前8時ぐらいにゲームを入手できるだろう。しかも価格の割引+ポイント還元まで付く。わずか8時間ぐらいの優越感に2,3千円を払えるかどうかは判断が分かれるところだろう。
 さて、DQ11だが、遊び初めてすぐに思った事が1つある。それは、DQ10で遊んでいる感覚に囚われてしまうということだ。
 ゲームのユーザインタフェイスやシステムが、そのまま転用されている。DQ10経験者としては、慣れ親しんだ使いやすさがある一方で、新鮮味が欠けるという印象も残る。特にぼくのようにDQ10に対してネガティブな感情を抱いたまま止めた身からすると素直に喜べない部分もある。
 また、ゲーム自体が省エネ開発された印象も強い。モンスターの立体データやモーションが、DQ10に加えてDQヒーローズやDQビルダーズのものを転用しているように見える。ブランド力をうまく使ったとも言えるが、新鮮味はない。
 ここまでやや否定的なことを書き連ねてきたが、どの内容も他のシリーズをやり尽くしているから感じる不満でしかない。結果として、自分がどれだけドラクエファンなのかを思い知らされた次第である。
 ゲームは、テンポ良く進むことができるやや易しめな印象。この難易度設定のせいでボリューム不足だとアンチが騒ぎそうな展開にならないと良いのだが…。