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グレープフルーツジュース

by 唐草 [2017/08/17]



 ぼくは、グレープフルーツが好きだ。当然、グレープフルーツジュースも好きだ。よく1リットルパックのグレープフルーツジュースを買っている。小さい頃からフルーツジュースが好きだったが、それは今でも変わらない。ただ、好みは変わってきた。小さい頃はリンゴジュースが好きだったが、最近は滅多に飲まない。逆にグレープフルーツジュースは、小さい頃には嫌いだった。お中元で頂いたフルーツジュース缶セットで、苦いグレープフルーツだけはいらないと憤慨したのは幼き日の懐かしい記憶だ。それも今や昔。今では自分から手を伸ばしている。
 グレープフルーツジュースを買うときは、たいていの場合ウオツカで割ってソルティードッグを作ろうと考えている。
 とは言うものの、実際ソルティードッグを作って飲むことは極めて稀である。今回買った紙パック1リットルは、ただのジュースとして美味しく飲み干してしまった。
 なぜ、カクテルにしないのか。
 ソルティードッグなんて簡単なカクテルだ。面倒なら塩を省いたって構わない。手間が面倒だから作っていない訳ではない。
 結論から言うと、ジュースが好きすぎるからだ。
 喉が渇く度にグレープフルーツジュースを飲んでいるので、紙パックの中身はドンドン減っていく。さすがに1日で飲み干すほどではないけれど、1日にグラス2杯ぐらいは飲んでいる。確実に3日で空になるペースだ。
 そんな勢いで飲んでいると「カクテルを作ってお酒を飲みたい!」と思う前にジュースの方が先に底をついてしまう。そのせいで、アルコールは飲まず終い。小さい頃と変わらずに、美味しくフルーツジュースを飲んでいるだけなのである。