KL system

Wi-Fiオフ

by 唐草 [2017/08/30]

　まったく活躍の機会が無いぼくのスマホ。そもそも電話機として買ったので、ネットを見たりゲームで遊んだりする予定は無かった。フタを開けてみれば、電話機としてすら使っていないのが実情だ。この2ヶ月ぐらい電話を受けていない。もっとも番号を伝えているのは、仕事の契約先だけ。緊急に解決すべき問題が起きない限り電話が掛かってこないので、電話機が電話機として活躍していないのは良いこと。とは言え、なんだか宝の持ち腐れのような気分になっているのもまた事実である。
　新品で買えるスマホの中で最も安い(8,500円)モデルを購入したので、スペックはクソ以外の何ものでもないということは散々書いてきた。電話機としてのみ利用しているぼくでさえ十分には満足できていない。値段相応だと納得しているだけに過ぎない。もし、この機種をスマホデビューの高校生に買い与えてしまったら絶望して引きこもりになってしまうようなロースペックである。
　タッチパネルの感度の悪さも気になるところだが、一番振り回されているのはバッテリーの減り方。残量表示があてにならないほど急激に減ることがある。それは、大抵ぼくが寝ているとき。
　屋外で電池トラブルに巻き込まれたことはない。ところが、家で電池切れを起こしたことが何度もある。
　スマホにおける屋内と屋外の最大の違いって何だろう？考えるまでも無い。Wi-Fiだ。
　気が付いた瞬間にスマホのWi-Fiをオフにした。そして数日が経って今日を迎えた訳なのだが、電池の減りはガラケー時代を思い出すほどに穏やかな減りとなっている。
　すべての通信が携帯回線になってしまうのだが、バックグラウンドで動いているアプリもほとんど無いので意識しなくてはならないほどの通信は発生していない。
　と言う訳で、家でもどこでもWi-Fiをオフにすることを心に決めた。これで電池問題に悩まされる事はもう無いだろう。

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