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枝切り2回戦

by 唐草 [2017/09/30]



 今日も脚立に跨ってのこぎりを振り回していた。そう、先週に引き続き自宅の庭木を切っていたのだ。
 先週の枝打ち成果は、はかばしいものではなかった。大きな枝を切り落としたものの、それは全体から見れば正に枝葉の一部でしかなかった。見た目の変化はほとんど無いし、木の下に差し込む光にも変化は感じられなかった。いったいぼくの労力は何に費やされたのだろうかと自問してしまうほど変化が無かった。
 目に見える成果はまったく得られなかったのに、ぼくの体は久々の肉体労働でボロボロ。翌日は、全身が筋肉痛になっていた。夏の間引きこもっていたとは言え、悲しくなるほどの衰えを自覚することとなった。
 だが、変化のない枝と自分の衰えに嘆いていては、なにも変わらない。
 今週も枝を切って居間に光を取り戻さねばならない。のこぎりを片手にまたしても庭木に戦いを挑んだ。翌日筋肉痛になることを見越しているので、土曜日に仕事をするというのが前回から得られた教訓である。
 我が家の庭木は、何年も前からぼくが適当に切っている。だから、木の形はアンバランスだし、枝と枝が複雑に絡み合っている。本来は業者に頼んできれいにしてもらうべきなのだろう。自然本来の成長を続け完全にコントロールできなくなっている状態を解消するためには、多額の費用が必要になることが容易に予想される。そんな出費はしたくないので、今日もぼくは脚立に跨るのである。この判断は、損切りできずに赤字事業を続ける企業のような悪手にも感じられる。
 とは言え、所詮は一般家庭の庭木だ。カオスでも良いじゃないか。隣家には大きな迷惑をかけているわけでもないし。
 今日も大いにのこぎりを振り回した。スタミナもパワーもないのでのこぎりを挽いている時間より肩で息をしている時間の方が長かった。それでも、2m近い長い枝を何本か落とすことに成功した。その結果、ついに居間の窓から空の一部が覗けるようになった。
 今週はわずかならが進展を感じられる結果を得られた。でも、全体からするとまだ半分も進んでいない。来週ものこぎり片手に地上80cmのきりきり舞いが続くことになりそうだ。

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