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秋休み

by 唐草 [2017/10/08]



 昨日は大きな勘違いですべてのスケジュールがキャンセルされてしまった。そのショックで半分ふて寝状態。やるべき仕事も放置して魂が抜けた状態になっていた。要するにほぼ休み状態ということだ。
 しかし、このときは気が付いていなかった。これが約2週間におよぶ秋休みの始まりであると言うことに!
 来週は、大学のスケジュールの関係でまるまる一週間休みである。シルバーウィークにはちょっと早いけれど、「後期期間中にあるすべての祝祭日をまとめた」という名目の秋休みなのである。体育の日こそ含まれているが、秋分の日とか文化の日とかの休みを先に取っているようなものなのだ。
 後期が始まってちょうど4週目。前期ならゴールデンウィークにあたるタイミングだ。新しい生活のリズムで疲れた体を休めるのにちょうどいい時期である。
 しかし、ぼくの休みは来週だけで終わりはしない。
 再来週の授業は特別講義で担当教員の出席義務はない。外部から特別ゲストを招いての講演が予定されている。学校の方からは「是非ともご参加下さい」的な穏やかなプレッシャーをかけられているが、そんなこと知ったこっちゃ無い。1/1000秒たりとも迷うことなく欠席を決意した。
 祝祭日の消化と特別講義がうまい具合に重なった結果、奇跡の2週間の休暇が生み出された。
 長期休暇が転がっていると気が付いてからのぼくの立ち直りは早かった。目は輝きに満ちている。
 ただ、この休暇は手放しで喜べない部分もある。昨年まで特別講義は年明けの1月に行われていた。寒い1月に学校へ向かわなくて済むことは、ただの休み以上の価値があった。しかし、今年は前倒しで特別講義が実施されることとなった。結果として、例年なら特別講義が行われていた寒い寒い正月明けに学校へ向かわなくてはならなくなってしまった。すでに来年のことを考えるのはあまりにも気が早すぎるかもしれないが、寒い季節に休講が入っていたありがたみを改めて感じた次第である。