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180枚溜まってしまった

by 唐草 [2017/10/20]



 約2週間の秋休みに浮かれて遊びまくっていたら、処理すべきレポートが溜まりに溜まってしまった。
 ぼくが休みであっても学生たちは授業があって、その成果物がぼくの元へと届けられるという事実を微塵も考慮していなかった。ぼくが休みの間は、ぼくに関わる他のすべても休みだと思い込んでいたのである。実に自分本位な愚かな発想である。
 そもそも秋休み前の、要するに2週間前のレポートも採点せずに放置している。そこに加えて今週分のレポートがやってきてしまった。
 その結果、合計で約180枚のレポートが積み上げられている。本当は3cmぐらいだから積み上げられているというのは、ちょっと大げさだったかな?
 これからこの180枚を採点して、パンチで穴を開けてファイリングしていくという本当にうんざりしてしまう作業が待っている。
 まずは、学籍番号順にレポートを並べ替えるところから始まる。狭く物に溢れたぼくの部屋では、紙の順番をソートするだけでも一大事である。また、180枚分のパンチなんて筋トレに近いものがある。
 正直言って、内容を読まずに全員満点にしてサッサと作業を終えたいという誘惑に駆られている。全員満点なら誰も悲しい思いをすることもない。それに全部で15回分あるレポートの内、1つぐらい採点がハチャメチャだったとしても、全体の成績評価に大きな影響が出ることはないだろう。
 でも、1回でもそういう雑な採点をしてしまったら、もう後は無いと思う。その次も、さらにその次もずっと雑な処理を続けてしまいそう。出来の悪い(or やる気の無い)学生にとってはありがたい話かもしれない。でも、優秀な学生が損をする状況をぼくは望んではいない。
 ここに散々愚痴を書き連ねてきたので、だいぶスッキリしてきた。このテキストをアップロードしたら、いよいよ本気を出して採点を始めようと思う。今朝から何度この言葉を口にしてきたか分からないが、今回が本当に最後。たぶん。