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机の地層の最下層

by 唐草 [2017/10/28]



 仕事用デスクの上があまりにも雑然としている。物で溢れかえっているのだ。
 仕事用デスクなのでキーボードやトラックボールなどがあるのはしかたがない。だが、それ以外の物が多すぎる。モニターの前にあるわずかな隙間は、無計画に積み重ねられた物たちがカラフルな地層を作り上げている。
 目を惹くのは、書類に穴を開ける赤いパンチ。10cmぐらいの小さなパンチではあるが、鮮やかな赤い色が机の上で大いに自己主張している。蛍光黄緑色の耳栓も異彩を放っている。左右の耳栓をつなぐケーブルがクルクルと輪っかを作りながら他のコードに絡まっている様が、よりいっそう無秩序な印象を作り出している。
 その他にも様々な物がある。手袋やニット帽などの防寒具。かゆみ止めなどの軟膏が入った毒々しい色のチューブ。「息スッキリ」と書かれたケバイ緑色のガムボトル。ゲームのコントローラー3世代分。目覚まし時計。これらのものは、必要に応じて小さな地層から発掘される。そして、使い終わると地層の最上部に置かれる。必要に応じて小さな地殻変動がぼくの机上で繰り返されているわけだ。
 逆に考えると積み重なった地層の一番下にある物は今のぼくにとってほとんど必要としていないものということになる。
 机の上の小さな地層の最下層には何があるのだろう?
 地層をめくってみたらエネループが4本出てきた。最近はエネループを使っていなかったのか。そう言えば、久しく充電した記憶がない。充電池内蔵の機器が増えてきたので、わざわざ乾電池を用意する必要もなくなっている。徐々にだけれども機器の世代交代が進んでいることに気が付かされた。
 このままだとこのエネループは、テレビのリモコン用の電池としてしか活躍する道が残されていないのではないだろうか?

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