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枝切り3回戦

by 唐草 [2017/11/04]



 久々に気持ちよく晴れた週末。秋らしい清々しい陽気だ。
 だが、我が家のベランダは相変わらず見秩序に伸びた庭木の花が放つ栗の花に似た匂いが充満している。くさい!くさすぎる!こんなにくさかったら秋の気持ち良さなんて微塵も感じられない。
 ええい、すべて切り落としてやる!
 のこぎりと植木ばさみを装備して、今週も脚立の上に跨ることにした。
 これで今シーズン通算3回目の枝切りである。切っても切っても枝は減る様子がない。もちろん一時的には減るのだけれども、枝を切られたことを感知した木が若枝を延ばし新たな葉を次ぎつつ技に茂らせていくので数日後には元の戻っているように見えてしまう。だから、付け焼き刃の簡易的な枝打ちでしかなかった過去2回の枝打ちの成果など、とっくの昔に緑の葉の中に埋もれてしまっている。
 今日のぼくは、今まで2回のぼくとは違う。「木が枯れても構わない」。そんな覚悟を胸に脚立に跨っているのである。時間と体力が許すのならすべての枝を払ってしまおうとさえ考えていた。
 容赦ないのこぎりさばきで瑞々しい生木を断っていく。体が木くずだらけになってもお構いなし。太い枝にも躊躇せずのこぎりを入れていく。植木ばさみの出番は無かった。これは剪定と言うよりは伐採である。
 くさい花のせいで、我が家の木に妙な生態系ができていた。くさい臭いにつられて多くの蝿が集まってきている。その蝿を狙ってカマキリが潜んでいた。また、花はくさいが花粉は豊富らしい。何種類かの蜂がセッセと花の周りを忙しそうに動き回っている。こんなくさい花の花粉を集めたってくさいハチミツしかできないだろうに…。
 蝿を起点にした小さな生態系など知ったことか。情け容赦なくのこぎりを振り回して、花を付けたすべての枝を切り払った。その結果、庭木は大幅にボリュームダウン。久々に1階のリビングルームから青空を眺めることができるようになった。
 しかし、この状況は長くは続かないだろう。バイオテロのような勢いで成長を続ける我が家の庭木のことだ、来週には季節外れのグリーンカーテンを復活させていても不思議は無い。仮にそうだとしても構わない。くさい花をすべて駆逐できたので、ぼくは満足だ。

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