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ハードディスクを買いに

by 唐草 [2018/01/25]



 今日は打ち合わせで街に出た。待ち合わせ時刻の5分前に4G回線の接続が解除されて完全に通信できない状態になってしまった。現在の待ち合わせは、SNSやメールなんかで逐次連絡をしながら場所を確認する。だから、完全に孤立状態となってしまった。お昼時になると格安SIM回線が使えなくなるということを街に出ると感じてしまう。普段は山にいるのでそんなことになるなんて夢にも思っていなかった。
 さて、打ち合わせが終わった後、ぼくは久々に秋葉原まで足を伸ばした。ハードディスクを買うためである。
 サーバのシステムを一新する必要が更に強まって、これ以上現行システムでの延命は賢明でないと判断せざるを得ない状況に追い込まれたからだ。
 さて、どのハードディスクを買おうかしら?
 巷では4TBぐらいの大容量が人気のようだが、家のサーバは320GBでも持て余している。大容量を買う必要はないので、今あるラインナップの最低容量である1TBで十分だ。
 問題は容量ではなくてメーカー。
 どのブランドを買うか。これは信仰心を試される判断である。
 東芝、ウェスタンデジタル、シーゲート、HGSTあたりが主要なメーカーだろう。昔は国産信仰というか、どうせ買うなら日本の会社が儲かった方がいいと思って東芝とか日立(現HGST)を選んでいた。でも、業界再編が進んだ今日現在、どこの製品を買っても大差がないようにしか思えない。
 それにどのメーカーも有意差を感じられるレベルの性能差も故障発生率の差もない。壊れるときは壊れるし、評判の悪いモデルでも長持ちするものもある。要するに運次第なのだ。
 ハードディスクの購入なんて、おみくじのようなものである。凶は極端に少ないが、長く使ってみないと小吉だったのか大吉だったのかが分からないおみくじ。1くじ5,000円からという恐ろしく高いおみくじである。
 結局、WDのRedブランドというNAS向け高級ディスクを買ってしまった。このくじが中吉以上でありますように…。