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スタンプラリーの格差

by 唐草 [2018/03/06]



 ここ最近、JRはしょっちゅうスタンプラリーを開催しているような気がする。ポケモンスタンプラリーは夏の定番だったような気がするし、去年はドラゴンボールのスタンプラリーをやっていた気もする。先日、神田に行ったときはガンダムのスタンプラリーが開催されていた。
 そして今、ぼくが利用するJR中央線(正確にはJR武蔵野線とかも含む)では、名探偵コナンのスタンプラリーが開催されている。23区外のみ、つまり吉祥寺から西のみの開催という地味な開催範囲だが、これで2回目か3回目の開催だ。多摩の僻地で開催しても集客が見込めるほどにコナンは人気なのだ。一向に黒幕が明かされずにマンガが延命されているのにも頷けてしまう。
 スタンプラリーなので、1駅に1キャラが割り振られている。いったいどういう基準でキャラが設定されているのだろうか?ぼくはコナンに詳しくない。月曜19:30のアニメが始まった頃、つまり十数年前にちょっと見たことがあるだけだ。駅に掲示されたキャラ一覧を見ても知らない人が、何人もいる。
 主人公であるコナンは、吉祥寺駅に設定されていた。これは何となく納得できる。吉祥寺は街としての知名度も高いし、井の頭線との乗り継ぎもあるので乗降客数も多い。吉祥寺駅をスタンプラリーのスタート地点とする人も多そうだ。格の高い駅に格の高いキャラが割り振られているように感じられる。
 だが、他のチョイスはよく分からない。キャラの人気や役割が分からないので、駅の規模からキャラの重要度を推測してしまう。
 中央線でも屈指の地味さを誇る東小金井駅に割り振られたキャラは、チョイスされたキャラの中では最も不人気なのではないだろうか?といった具合である。イベントの企画は八王子支社ということになっている。黒タイツの犯人が割り振られた新座駅や、ネットで無能だとネタにされていることの多い黒の組織のジンがいる日野駅は、八王子支社から嫌われていたりするのだろうか?
 元ネタが分からないから勝手に想像してあれこれ考えてスタンプとは無関係に楽しんでいる。