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完全に赤字

by 唐草 [2018/03/18]



 先日、チャリで転んだ際にジャケットの袖が破けてしまった。直径2cmぐらいの穴が肘に開いている。さすがに穴の開いたジャケットを着るのは、みっともない。お気に入りのジャケットだったので名残惜しいのだが、もう着られない。ぼくの体を守って名誉の負傷を負ったと言うことにして諦めるしかない。
 着ることは諦めたものの別の問題が持ち上がった。
 他のジャケットが無いのだ。
 春先に着られる薄手のジャケットは、破れた1着しか持っていなかった。もっと寒い季節用の厚手のジャケットか、夏用の麻のジャケットしか残っていない。この季節にふさわしいものはもうなにもないのだ。服屋に着ていく服が無い。そう言っても過言ではないような状況になってしまったのだ。
 仕方がないので、今日はジャケットを買いに行った。破れてしまったのと同じように春らしい淡い色のジャケットを探していた。でも、今年の流行はぼくの狙いとは異なる方向を向いていた。どうも色が濃いのが流行のようだ。ぼくが思い描いていたものとは異なる。でも、このまま手ぶらで帰ると明日以降の暖かい日に着る服が無い。妥協が必要なようだ。
 最終的に、ちょっと変わった手触りの生地を使った紺のジャケットを購入した。
 ファストファッションの店で買ったので、1万円ちょっと。ジャケットとしてはお買い得なお値段だ。
 でも、転んだ日の暇つぶしバイトの収入よりは高い。完全に赤字である。せっかくバイトをしたのに転んだせいですべてパーだ。大きな怪我をしなかった(とは言え、今日もまだアザが痛い)だけマシなのだが、なんだか全体的に損をしたという気持ちがぬぐい去れないでいる。骨折り損のくたびれもうけ。まさにこんな感じである。

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