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3代目に移行

by 唐草 [2018/04/07]



 ついにシステム移行の時がやってきた。
 この日のためにのべ2週間ぐらいかけて準備してきた。できる準備はすべて行ったはずだ。うまくいかない場合にどんなエラーが出る可能性が高いかも検討してある。そのエラーへの対処法も調べてある。成功だけを考えた夢見がちの一本道な計画とは訳が違う。これまでの経験と知識を総動員して様々な分岐を想定した今のぼくが考え得るベストな計画を実行するのだ。
 大げさに書いているけれど、やることは至ってシンプルだ。OSのアップデートとハードディスクの交換である。OSのアップグレードなんてWindowsだったらエンターキーを4回ぐらい押してシリアルナンバーを打ち込むだけの簡単な作業だ。ハードディスクの交換は、ネジ回し1本でできる。静電気にさえ気をつければいいだけのプラモデルを作るよりも簡単な作業だ。
 ぼくが大げさに書いているので、「Linuxだと勝手が違うのか?」とか「サーバマシンだと難易度が上がるのか?」と疑問を持つ人もいるだろう。
 実は、全然変わらない。昨今のLinuxは、ほとんど自動でやってくれるのでエンターキーを4回ぐらい押すだけ。シリアルナンバーが無いのでWindowsよりインストールは楽だ。ハードディスク交換だって、サーバマシンを購入しているのでネジ回しすらいない。
 それなのになんでこんなに騒いでいるのか。
 理由はただひとつ。サーバの停止時間を最小限にしたいからだ。
 だから、別ハードであらかじめOSのインストールとデータの移行を済ませてある。ただデータをコピーしただけではなくて、完全に前と同じ環境を実現できるように細かな設定も済ませてある。
 完璧な準備をしてあるので理屈上はハードディスクを差し替えるだけで、なにも変わっていないように見えてすべてが新しい環境が動き出すはずである。
 ただ、異なるハードで設定したシステムを別のハードに移行するとハード起因のエラーが起きる可能性が高い。前回はそれで苦労した。こればっかりは、同じハードを2つ用意しない限り回避できない。個人にはちょっと荷の重い対処法である。
 準備は整っている。さあ、交換だ。久々にサーバの電源を落とす。滅多に止めることがないので、ついでに掃除機で内部に溜まったホコリを吸い尽くす。新しいハードディスクをセットして電源投入。
 どんなエラーが起きても怖くはない。ネジ回しなどの工具から、復旧ディスク、予備のケーブル、コマンドのマニュアルまで用意してあるんだから。
 OSの起動は、驚くほど順調だった。1つのエラーも出さずにシステムは起動した。
 ぼくが両手一杯に抱えていた工具や予備の機材は一切出番がなかった。これは嬉しい誤算。まさに備えあれば憂い無しだ。
 と言う訳で、カラクサラボは時代遅れなCentos5環境からようやく脱することに成功。最新鋭のソフトウェア環境に生まれ変わったのだ。