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GWの遊び方

by 唐草 [2018/04/28]

　ゴールデンウィークに何をしよう？バッチリ10連休なのだが、なんの予定も無い。ぼくのように思いつきで生きている人間は、前もって余暇の過ごし方を考えたりすることはない。誰からも誘われたりもしていない。出かけてもどうせ込んでいるだろうし、最大限ダラダラと過ごすのが一番だ。
　マンガを読んだり、ゲームで遊んだりとオタクの中学生と大差ないようなスタートを切った。ゴールデンウィークだからと言った特別感は皆無。いつもの土日と何ら代わりがないのである。
　1日中モンハンで遊んでいようかと思ったのだけれども、発売から3ヶ月も経っているので流石に飽き気味なのは否めない。先週は、無料利用権でマルチプレーを楽しんでいた。でも、1週間も遊べばマルチの刺激にも慣れてしまう。課金して利用期間を延期しようとは思えなかった。だからと言って、ソロプレーに注力するほどの気力は既にない。
　マンガも公式無料アプリを組み合わせて今日読める分は読み尽くしてしまった。
　ゲームもマンガも新たに購入しようと思うほど欲しいものは見あたらない。
　自転車に乗ってどこか遠くへ行こうかと思ったけれど、風が強すぎて遠乗りできそうにない。天気がいいので実に悔しい。
　Amazon prime videoでなんか見ようかと思ったのだけれども、多すぎて見るものを選べない。
　はぁ、これと言ってしたいことがないので何もする気にならない。
　なんでこんなにやる気が起きないんだろう？具合が悪いわけではない。たっぷり寝てるし、しっかり食べている。
　遊びたくないというのとは少し違う。このまま何も考えずにコンテンツを消費しているだけでは自分がよりいっそうバカになっていきそうだという焦燥感にも似た落ち着きの無さを感じている。これが頭を空っぽにして楽しめない原因のようだ。
　こう言うときは、手と頭を動かして黙々と何かを作るのが一番である。学生の頃は、ゴールデンウィークになるとミニゲームを作っていたものだ。そんな懐かしいことを思い出したおかげで自分が一番やりたいことを見つけ出せた。
　コントローラーをそっと置いて、PCの前に座った。一見するとまるで仕事をしているように見えるかもしれない。でも、そうじゃない。ぼくが開いたのは、15年ぐらい前にJavaで書いたソースコード。10日ぐらいあれば、アレを現代風に書き換えられそうだと考えたのだ。
　Javaを書くのは実に久しぶりである。それにJavaを使うやり方は、完成への近道とは言い難い。でも、これは趣味。同時に頭の体操でもある。ちょっと遠回りぐらいがちょうどいい。

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