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廃人試験合格

by 唐草 [2018/05/28]



 この週末は、色々あった。慌ただしく過ごしていたようにも感じられるし、じっくりゲームで遊んでいたようにも感じられる。プレー時間以上に遊んだ感じがするのは、内容の濃い激闘を制したせいもあるのだろう。
 難しいとは覚悟していたけれど、1ゲームクリアするのに1時間20分もかかると想像もしていなかった。
 ぼくが遊んでいたのは、ここにも数度名前が登場している某オンラインゲーム。1月末からモンハンにかかりっきりだったので、ログインボーナスさえもらうことなく放置気味だった。モンハンも飽きてきたし、他に購入したいゲームもないので、本腰を入れて復帰をしようと久々に起動した。
 放置している間に何度もアップデートが入っていた。新たな仕組みが追加されていて、わずか数ヶ月なのに浦島太郎状態である。
 ぼくにとってもっとも影響のあった変更は、上級プレーヤー認定条件の変更である。
 どういう意図で導入されているのかよく分からないのだが、このゲームには「エキスパート」と呼ばれる上級プレーヤー認定制度が存在している。上級認定されると上級者のみで遊べるようになる。選民的な設計思想である。
 上級者のみで遊ぶと恐ろしく効率がいい。クリア時間も半分ぐらいになるし、なによりサボっていてもクリアできる。圧倒的にうまい数人が、引っ張ってくれるのである。
 誰でも上級者認定されたいと考えているだろう。ぼくも以前は上級者肩書きを掲げてうまいプレーヤーに寄生して、甘い汁だけを吸ってきたものだ。
 アップデートで認定条件のステージが難しくなった。特にぼくのようなフレンドがひとりもいないソロプレーヤーには厳しい条件である。とは言え、このまま素人組で燻っていてはゲームを楽しむことができないし、なにより楽できない。
 と言う訳で、楽をするための努力だと割り切って頑張ったのが週末の話。15分クリアでSランク評価のステージを逃げて逃げて逃げまくって80分でクリア。最低ランクCすら取れず、評価無しという謎のリザルトをたたき出した。それでも条件は満たしたのでOK。
 晴れて上級に復活した。
 ここまで上級と書いてきたが、要するに廃人と言うことである。廃人認定試験をクリアして自他共に認める公認廃人となったわけだ。プレースキルを磨き、装備を作るために多くの時間を費やしたことを証明したのだ。喜んでいいんだよな?