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中華クオリティーとの折り合い

by 唐草 [2018/07/28]



 Macbookは、なんともミニマリスト向けなノートPCである。本体に付いているポートは、USB Type-C端子が1つだけである。潔うと言うか、拡張性なんて微塵も考えていないと言うか意見の分かれるところである。
 買ってから言うのもなんだけれども、USB Type-C端子が1つしかないことはぼくにとって不便極まりない。手元にある多くの機器を接続できずにいる。完全に宝の持ち腐れである。
 USB Type-Cという規格は、謂わば「ぼくの考えた最強端子」を地でいく規格である。通信速度が速いだけでなく、映像信号の送信、電源の供給まで賄えるマルチロールな規格である。なんでもできるを目指したのは高い志だと認めるが、1つの端子を多くの機器たちが奪い合う形になってしまっている。
 特に規格の過渡期である今は混乱状態にあると言える。現時点で効率良くUSB Type-C端子を使うのであれば、様々な変換ケーブルを利用する必要がある。
 ぼくは、新しく手に入れたMacbookを従来通りの使い方で活用するために1つの変換ケーブルを購入した。
 1つのUSB Type-C端子を映像出力用のHDMI、いわゆる普通のUSBであるUSB 3.0(A端子)、そして充電/通信用のUSB Type-C端子の3口に分岐させる変換アダプターを購入した。買ったのは聞いたこともない中国のメーカーの互換品。Amazonのレビューはイマイチだったが、純正品の半分という値段に引かれてしまったわけだ。
 ぼくの手元に届いたのは、見た目も手触りも安っぽく「偽物です」と主張しているような品だった。でも、見た目なんてどうでもいい信号が出力されれば満足だ。
 早速、様々なケーブルを繋ぐ。
 映像も出るし、充電もされる、マウスとかコントローラーも繋がる。問題は無いようだ。
 と思ったのも束の間、充電用のUSB Type-C端子を引っこ抜いたら黒い1mmぐらいの塊がとび出してきた。どこから出たのかと確認したら変換アダプターのUSB Type-C端子の角が欠けていた。ケーブルを繋ぐ際に妙に硬かったのは、端子の角が尖っていたからだったようだ。
 使って3分で確認された不良である。
 初期不良として返品しても良いかもしれないが、角が欠けていても充電や通信に何の問題も無い。これが中華クオリティーである。ある意味想定内なので面倒な返品はやめた。この心構えが、胡散臭い中国製互換品を使う際にもっとも大切なことである。