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天性のスカベンジャー

by 唐草 [2018/09/08]



 ゲーマーは2つのタイプに分けられる。ラストエリクサーや世界樹の雫などの稀少な回復アイテムを惜しげもなく使えるタイプとラスボス戦であっても稀少アイテムを使えないタイプである。みなさんは、どちらだろうか?
 ぼくは、使えない派だ。「プレイスキルがあるからレアアイテムなんていらない」と言い切れるのならカッコいいが、そうではない。ただケチなだけ。あと、次にもっと強いボスがいるかも知れないからキープしておこうという心配性な面もある。これは使えないことへの言い訳かもしれないが。
 そんなケチなぼくが、オープンワールドのゲームで遊ぶとどんなゲームでも毎回同じようなことが起きる。アイテムボックスが、ガラクタで溢れかえってしまうのだ。
 レアアイテムを消費することを拒むぼくのケチな精神は、眼の前のガラクタを無視することも許さないのである。
 『Fallout 4』で遊んでいたときはこうだった。「建築に使うから」という理由で、そのへんに落ちている空き缶やら壊れたラジオやらをすべて拾っていた。倒した敵が落とした銃もすべて拾う。おかげで10丁ぐらいのライフルを肩に掛け、カバンは(ゲーム的には表示されていないけど)ガラクタで溢れかえっていた。持ち物が限界に達したらストーリーの途中でも拠点へ引き返して、換金したり資源へリサイクルしたりしていた。
 『Witcher 3』で遊んでいたときはこうだった。最強の剣を持っているのに、そのへんの山賊とかが落としたなまくらな剣や斧をすべて拾っていた。持ち物が剣で一杯になると街へ帰って売るのだけれども、これが厄介。『Witcher 3』は商人の持ち金が設定されているので、一人の商人にすべてを売りつけることができなかった。広いノヴィグラドの街にいる様々な商人、時には肉屋とかにも無理やり剣を売りつけて換金して回ったものだ。とても伝説の怪物ハンターの姿とは思えない。
 ここのところ『Horizon』で遊んでいるのだけれども、やはり上記のゲームと同じような事が起きている。敵が落とすアイテムをひとつたりとも無視できないので、常にアイテムボックスをパンパンにしながらゲームを進めている。これまでに何度持ち物を売るためだけにファストトラベルしたのだろうか?
 こうなるのは分かっているので、持ち物を増やすスキルから習得していく。でも、そうすると戦闘では弱いのでレベル上げのために多くの雑魚を倒すことになる。するとたくさんのガラクタを生み出すことになる。完全にガラクタスパイラルである。
 どのゲームで遊んでも同じようなケチケチな傾向になるのは、ぼくの性がそうさせている結果なのだろう。今日もカバンをパンパンにさせてガラクタを拾って満足している。ぼくは、生まれ持ってのスカベンジャーなのかもしれない。