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100個の壁

by 唐草 [2018/11/23]



 今までも散々書いてきたが、1限から授業があるときの朝食は99.98%コンビニのおにぎりである。それを職場で食べるのが仕事前の儀式であるかのように毎回食べている。たまにはサンドイッチを食べたいなと思うこともあるのだけれども、腹持ちの良さや、まだ目覚めぬ胃への負担などを考えるとおにぎりがベストな選択なのである。
 逃れられぬ宿命のようにおにぎりを食べ続けているぼくだけれども、運命に対してささやかな抵抗をしている。コピペのように同じ朝を繰り返しているように見えるかもしれないが、ぼくの手元を見ると手にしているおにぎりが毎回違うことに気づくだろう。高難易度の間違え探しのような小さな違いでしか無いけれど、この違いはぼくに日々の変化を認識させる重要な違いなのである。
 とは言うものの、ぼくはシーチキンマヨおにぎりが好きである。ハンバーガーや肉まんに通じるファストフード的なジャンクな感じが実に良い。シーチキンマヨという発明は、長いおにぎりの歴史がたどり着いたひとつの極点であることは間違いないだろう。シーチキンマヨおにぎりだけは2日続けて買ってしまうことがある。
 もしかしたら、シーチキンマヨを年間100個ぐらい食べているかもしれない。
 そう感じたので計算をしてみた。
 ぼくは1限の授業を週2回受け持っている。そして、毎回1個でもないし3個でもなく必ず2個のおにぎりを買う。つまり、1週間に4個のおにぎりを食べていることになる。大学の授業は15週で1期である。そして前期と後期の2期制なので合計30週の授業がある。つまり、1年間に120個のおにぎりを食べている計算となる。
 あれ!?意外と少ないな。これが120という数字を見たときの素直な感想である。おにぎり120個は、1度に出されたらそびえ立つ黒い山のように見えるだろう。でも、シーチキンマヨだけで100個ぐらい食べていると踏んでいたぼくからすると少なく感じられるのである。
 コンビニのおにぎりコーナーには同じおにぎりを2個同時に買ってはいけないという呪いがかかっているとしか思えないのだが、1度に2個のシーチキンマヨを買うことは絶対にない。つまり、最大でも年間60個しかシーチキンマヨおにぎりを食べていない計算になる。100個の壁は思いの外厚かったようだ。100個を目指すには、おにぎりコーナーの呪縛に打ち勝って当然のようにシーチキンマヨ同時買いを行わなくてはならないようだ。ぼくにはとても達成できそうにない。