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重くない

by 唐草 [2019/01/08]



 我が家のコンピュータたちは、満身創痍でボロボロだ。というか、棺桶に片足どころか半身突っ込んでいるような年代ものばかりである。まともに動いているのは、24時間365日不眠不休で働くこのサーバぐらい。
 Mac proはここのところ書いているようなご臨終間近だし、Mac miniはすべての動作がフリーズしたのではと思うほどに遅い。ともに世代の違うソフトウェアに苦しめられているのである。
 そんな訳でお正月休みの間は職場からmacbookを持ち帰っていた。結局、1度しか使わなかったけれど手元にちゃんと動くコンピューターがないと不安で仕方がないのである。ぼくにとってのコンピューターは、赤ちゃんにとってのおしゃぶりのように精神を安定させるアイテムなのである。
 仕事も始まったのでmacbookを背負って出勤した。前にmacbookを背負って出勤していた時期がある。あれはまだうだるような暑い夏の日だった。macbookの入った重い鞄が汗で体に張り付いたのをよく覚えている。その頃の日記を読み返してみると「重い!重い!」と連呼していた。肩掛け鞄が肩に食い込むのが辛いと書いている。あまりの重さに耐えかねて新しい鞄を買おうとか考えていた。
 しかし、久しぶりに背負ったmacbookは、特に重いとは感じなかった。これなら毎日の通勤でも担いでいけるのではないだろうか?そう思えるほどの重量しか感じなかった。
 鞄は夏に使っていたのと同じ肩掛け鞄である。macbookも同じモデル。軽量化をするとか言って角を削ったり天板を薄くしたりとかもしていない。何も変わっていないのに重くないのである。
 ひょっとして、ぼくが逞しくなった?その可能性は1/1000秒で否定できる。しなびたもやしみたいな体型に変化は無いし、むしろ久々に乗る自転車にヒーヒーいってしまうぐらい体力が落ちていた。
 ではなぜmacbookは軽く感じられるのか?それは肩への食い込みを感じないからである。
 夏のぼくと冬のぼくの違いは何だ。考えるまでも無い、服装だ。すべての答がここにある。
 厚着をしている今、肩に掛かる重さは厚いコートの生地を通して分散されている。言うなれば、分厚い肩パットを着けているようなものだ。軽くなったわけでも、逞しくなったわけでもない。負荷が分散することで重く感じなくなっただけなのである。
 いつも着ているセーターの右肩をよく見たら小さな穴が開いていた。それだけ肩に負荷がかかっていると言うことなのだろう。もっと鞄の中身を軽くしないとなぁ。