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賢さよりも操作性

by 唐草 [2019/05/02]



 みなさんは、日本語入力ソフト(IME)に何を使っているのだろう?
 多くの人がOS標準のIMEを使っているのではないかと予想している。今は、Windows標準搭載の『MS-IME』も、macOS標準搭載の『ことえり』だって優秀だ。日本語を入力していた不便さを感じる瞬間はほとんどない。だから、わざわざ他のIMEをインストールしようなんて思う人は少ないだろう。
 どのIMEも変換能力の高さは十分だと考えているが、IMEにはこだわりがある。ぼくが使うPCのほとんどには『Google日本語入力』がインストールされている。これには深い訳がある。
 『Google日本語入力』の特徴は、ネットスラングも含めた語彙力の豊富さである。Googleのビッグデータを使っているだけのことはある。以前ゲーム関連の仕事をしていた際に重宝した。ゲームタイトルを正しく変換してくれるだけにとどまらず、キャラクター名や必殺技の名前まで予想変換で出してくれたのだ。
 でも、ぼくが『Google日本語入力』を使っているのは、オタクな変換に強いからではない。むしろ変換の精度は二の次である。
 ぼくがIMEに求める一番重要なことは、一貫した操作である。仕事柄WindowsもmacOSも使う。OSが変わるたびに文字入力の仕方が変わるというのは大きなストレス。いくら英字キーを叩くのが早くても、変換周りの操作で手間取ってしまったら意味がない。どんな環境でも同じようにキーを叩けば同じ結果が返ってくる。この一貫性が重要なのである。だからOS標準のIMEを使わずに、第三勢力のIMEをインストールしているのである。
 とは言え、『Google日本語入力』をインストールするだけでは一貫性を実現することはできない。なにせWindowsとMacではキーボードの配列が違うからだ。
 ぼくはATOKで日本語入力を学んだ。だから変換操作はすべてATOKの所作で覚えている。Macキーボードが長かったので、キーボード左上の「全角半角」キーというものを知らない。日本語と英字の切り替えは、Mac流にスペースキー左右の変換・無変換でしてしまう。もう、これが体にこびりついてしまっていて直すこともできない。
 だから、カスタマイズできる『Google日本語入力』が一番都合がいいのだ。
 先にも述べたようにどのIMEも性能は横並び。最後に物を言うのは操作性なのだ。OSを問わずmacOS版ATOK互換操作を作れる『Google日本語入力』がぼくのベストなのである。だったらATOK買えよって話なのだが、OSの異なる5ライセンスを買えるほどリッチではないのだ。
 これだけ熱く述べてきたが、結局最後は金!
 と思いきや、この文章は極限までmacOS版ATOK互換設定にした『MS-IME』で打っている。結局、IMEなんてなんでもいいという事実に気が付いてしまった…。