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36℃の壁

by 唐草 [2019/08/07]



 このWebサイトは我が家にあるサーバで動いている。サーバ機の置いてある部屋は一応「サーバ室」と呼ばれているが、それはサーバを置くにふさわしい設備があるからではない。サーバがあるから「サーバ室」と呼んでいるだけだ。ただの名称に過ぎない。別に「松の間」とかの旅館風な風情ある名称でも構わないのである。
 この夏も数度話題に挙げているが、サーバ室の温度を如何に下げるかということこそ夏のぼくの生き甲斐なのである。エアコンを設置すれば万事解決なのかもしれないが、そういう思考停止したプランを採用する気はない。暑さを乗り切り、そして機械を守る創意工夫に挑む姿勢がもっとも大切だとぼくは固く信じている。
 努力のかいあって、ぼくは自室のエアコンから吹き出す冷たい風をL字に曲がった廊下を経由してサーバ室に送り届けることに成功している。でも、それだけでは満足できてはいない。あと1℃は温度を下げる工夫をしたいのである。
 先日、保冷剤と発泡スチロール製のクーラーボックスを活用した簡易冷風機の設計方法をネットで見た。これはとても参考になるものだったので、何もしていない部屋の室温が38℃まで上がった酷暑の今日に導入してみた。クーラーボックスはなかったものの効果はてきめんで、PCへの送風の温度を2℃下げることに成功した。
 ぼくは室温が36℃を越えると暑さと戦いサーバを守ろうとする。なぜ36℃なのか。昔は、室温が高い状態でPCを稼働すると故障率が上がると言われていた。でも、Googleのレポートを読む限り30℃台では誤差の範囲だった。また、我が家のサーバは超省電力モデルなので、真夏に稼働させても内部温度は最高で45℃程度。数字を見る限り、動作許容範囲だと言い切って差し支えない状態なのである。
 それなのになぜ36℃を越えると熱心に冷却を試みるのだろう?
 単純明快な理由がある。36℃を越えるとPC筐体が体温より暖かくなっているからだ。PCに触ると火照った体を触っているような感じがするのである。だから本能的に冷却しなくてはならないと感じてしまうからなのである。
 ぼくの中にある36℃という境界線は、客観的な観測から導き出された根拠ある数字でも何でもない。ぼくが熱いと感じるかどうかと言う極めて感覚的な判断に基づく基準なのである。ぼくの平熱がもう少し低かったら35℃がボーダーに設定されていたことだろう。