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水の行方

by 唐草 [2019/11/20]



※下ネタ注意
 今朝は、かなり寒かった。バタバタしていたので気温を確認する事はできなかったが(家にはたくさんの温度計があるというのに!)、11月らしい冷え込みだった。昨晩寝る前にベッドのシーツを起毛が温かい発熱シーツに変えた判断は大正解だった。そんなことを思いながらぼくは、コートを羽織り、耳あてと手袋を身につけた完全に冬の装いで家を出た。
 装いは冬本番でも対応できる厚着だったかもしれないが、残念ながらぼくの体はまだ寒さに慣れていなかった。特に前日の気温差が大きいことが堪えたのだろう。職場についた時、ぼくの腹は悲鳴を上げていた。ストレスも原因のひとつかもしれないが、今日は圧倒的に冷えにやられて腹を壊した感じがする。
 腹の中のものはすべてトイレに流せたように思えるが、どうにも腹が落ち着かない。部屋で黙々と仕事をしていられるのならば、時々トイレに駆け込むこともできる。でも、今日のぼくを待っている仕事は授業である。しかも、学生の発表を聞くゼミ形式に近い授業である。そんな授業で担当の教員が何度もトイレへ駆け込むために授業を中断したら大問題である。タダでさえ授業がハードなので学生から「クソ」呼ばわりされているが、名実ともに「クソ」になってしまう。小学生男子が喜びそうなあだ名を付けられても文句は言えないだろう。
 そんな事態は、絶対に避けたい。授業をクソ呼ばわりされるのは慣れているが、ぼく個人をクソとは呼ばせない(罵るならもっとウィットに富んだ言葉を使って欲しい)。
 だから、ぼくは薬の力を借りることにした。
 腹弱男子の鞄には必ず入っているであろう強い味方『ストッパ』の出番である。長らく鞄に入れていたので、錠剤が半壊して粉末状になっていた。でも、飲みにくいとかワガママを言っている場合ではない。ヤバい薬を吸入するような仕草で黄色い粉末を摂取した。
 前にも書いたことがあるかもしれないが、ストッパは劇的に効く薬だ。確実に腹痛を止めてくれるが副作用もある。異様に喉が渇くのだ。きっとストッパは、本来尻から排出される運命にあった体内の水分を科学の力で消し去る薬なのだろう。ストッパ服用後の乾きに耐えかねて、ペットボトル1本分以上の水分を取ってしまった。でも、飲んだのが記憶違いかと思うほど、満たされないし、尿意も沸かない。
 ぼくが摂取した水分はどこへ消えたのだろう?