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支援より物欲

by 唐草 [2020/02/02]



 数日前からFalloutなどで知られるアメリカのゲーム会社Bethesdaが、オーストラリア火災のためのチャリティーセールを開始した。ストアでチャリティーグッズを購入すると売上がオーストラリアに寄付されるそうだ。
 相次ぐ災害の結果、日本でも募金やボランティアという直接的な支援は身近な存在になった。しかし、グッズの売上を寄付したり、イベントの収益を寄付するチャリティーはまだ少ない。日本最大のチャリティーというのが日テレの24時間テレビらしいが、どうもこの番組の茶番感が拭えないのも心象を悪くしているのかもしれない。
 欧米では、様々なチャリティーが行われている。裸で走るチャリティーは自分たちの性癖を発露する口実をチャリティーに求めているだけな気もするが、それでもお金を集められるんだから大したものである。
 今回のBethesdaのチャリティーでは、オリジナルデザインのTシャツを購入することでチャリティーに参加できる。デザインは、ぼくが遊んでいる『Fallout 76』のものだ。遊んでいるゲームがチャリティーの対象になっているだけでも参加する気分が高まる。嬉しいことにTシャツのデザインも良い。レジデント(プレーヤーの呼称)ならすぐに『Fallout 76』だと分かるが、知らない人が見てもゲーム関連だとは気づかないだろう。このデザインなら、チャリティーに参加したことを強くアピールせずに着ることができる。
 Tシャツが欲しいので、早速チャリティーへの参加を決めた。しかし、通販サイトのカート画面でぼくの手は止まってしまった。
 アメリカからの発送料っていくらなんだろう?$25のTシャツのために追加で数千円払うのはバカらしい。なにより、送料分を素直に募金したほうが、オーストラリアの支援につながるだろう。
 だが、ぼくは何の見返りもなく募金をしようと思うほどオーストラリアへの愛は無い。同じ募金ならもっと別のことに使いたい。コアラやカンガルーなどの動物園でしか見たことのない生き物より、手の届く範囲の野良猫を救いたい。
 しかし、グッズは欲しい。改めて考えるとグッズで支援者を釣れるチャリティーって賢いシステムだな。初めてチャリティーの効力を理解したのであった。