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速すぎても意味がない

by 唐草 [2020/02/29]



 固定電話の解約をしようと考えている。だって我が家には、フリーダイヤルのセールス電話しかかかてこないんだもの。これでは毎月数千円支払って回線を維持している意義はまるでない。
 ただ、固定電話を解約してしまうと光回線の契約がどうなるかが、どこにも記載されていないのが心配の種。電話は今すぐになくなっても痛くも痒くもないが、ネット回線がなくなったらネット禁断症状で発狂しかねない。真面目な話、仕事にも大いに支障が出る。ネットが切れるのではないかという恐怖から逃れるために電話回線を維持しているようなものだ。もっとちゃんと契約を把握しておく必要がありそうだ。
 という訳で、ネット回線契約やプロバイダ契約を見直すことにした。1秒たりともネット回線が切れることなく、支払いを1円でも安くするためには、どの会社とどんな契約を結ぶのが良いのだろう。少し調べただけでも、頭がパンクしそうなほどの選択肢が出てきてしまった。
 今の光回線は、ほとんどが1Gbps。上位のプランだと2Gbpsとか5Gbpsのプランなんかもある。200Mbpsの我が家の契約は、今では遅い部類だということを思い知らされた。とは言え、1Gbps以上の速度を使いこなせている人ってどれぐらいいるのだろう?回線プランを調べているうちに気になってしまった。
 一般に流通しているルーターの有線通信速度は、1Gbpsのものがほとんどだ。1Gbpsより速い機器を買おうとすると10Gbpsになってしまう。10Gbpsのモデルは、まだまだ超高級機種のみにしか搭載されていないレアな存在。そんな高級機器は、我が家にだって置いていない。職場のサーバ室にだってまだ設置されていないので、来年度の予算でようやく導入を検討している段階だ。
 ということは、高いお金を支払って2Gbpsの光回線を導入したところで、家に置いてあるルータがボトルネックとなって最高でも1Gbpsに制限されてしまうのではないだろうか?少なくとも我が家の機器では、2Gbpsの恩恵にはあずかれない
 通信事業者が「速いぞ!速いぞ!」と連呼しているのにノセられて、ついつい速い方を選びたくなる。でも、ちゃんと身の丈にあったものを選ばないと宝の持ち腐れになってしまう。気をつけないと。