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プラン変更?

by 唐草 [2020/05/31]



 6月も在宅勤務推奨のお達しが出た。行かなくていいと言われているのだから素直にそれに従うだけ。張り合いはないが楽なリモートワークをもうしばらく満喫できそうである。6月は梅雨に入って雨も増えるだろう。鬱陶しい雨の中通勤しなくていいというのもぼくを喜ばせている。
 2ヶ月以上在宅勤務を続けていると自分を取り巻く様々なものの価値が変わってくる。いままで重要だった物の価値がなくなったり、その逆のことも起きている。
 自転車が無価値なものになってしまっている現状がなんとも歯痒い。通勤がなくなったので日々の足ではなくなってしまっているし、サイクリングに出ようという気分も削がれてしまったままである。正直なところ次のサイクリングがいつになるか想像もできないし、以前のようにしゃかりきになって自転車を漕いでいる自分の姿も想像できない。
 それでも自転車が邪魔だとは感じていないし、無駄な出費に繋がっているわけでもない。
 自転車以上に価値が見いだせなくなってしまったものがある。それが携帯の契約だ。
 基本的に家から一歩も外に出ないので携帯が活躍する機会がまるでない。5月の通信量は31日間でわずか26MBである。せめて電話機として活躍する機会があればいいのだけれども、通話も常にWi-Fi環境にいるのでアプリで済ませてしまう。だから通話もまったく利用していない。5月は、理髪店の予約を取るために1分ぐらい話しただけだ。
 こうした現実を数字で目の当たりにすると毎月7GBの通話SIM契約が無駄に思えてくる。払った料金の99%を無駄にしているとも考えられる。現行プランを維持し続けることは、ドブにお金を捨てているのと同じではないだろうか?
 6月は出勤する機会も増えるだろうと読んで契約プランは変更しなかった。プラン維持を選んだぼくの心の内には「来月には社会が元に戻っているだろう」という淡い期待があったのかもしれない。でも、その読みも外れた。
 在宅勤務状態がまだまだ続くようであれば、プラン変更どころか契約解除さえ視野に入ってくる。3月頃に身分証明証のせいで四苦八苦しながらSIM契約を変更したのが遠い昔のことのようだ。