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HDMIセレクター

by 唐草 [2020/07/15]



 自室で使っているテレビにはHDMI入力が1つしかない。テレビの使用目的のほとんどがPS4の画面を映すことなので、HDMI入力が1つでも事足りている。PCゲームの画面を映したいときは、テレビの裏に手を突っ込んでHDMIケーブルを差し替えて対応している。人力頼りのアナログな切り替えである。
 どうにかなっているとは言え、毎回毎回テレビの裏のケーブルを差し替えるのは面倒だ。もっと差し替えやすい場所、例えばテレビの前面に端子があるのならこんな面倒を感じなくて済むだろう。だが、前面にズラッと端子が並ぶテレビなんて見たことがない。PCモニタでもそんなモデルがあるとも思えない。ということは、必要に応じて抜き差ししているぼくのやり方は、間違っているとは言い切れないもののオススメできるやり方ではないのだろう。
 また、何度も抜き差しを繰り返すと端子が痛みそうな気がしてならない。USBのように何度も抜き差しすることを前提に設計された端子は丈夫だ。その一方でPC内部でドライブ接続に使われているSATAの端子は、滅多に抜き差ししないことを前提に設計されているようなのでとても弱い。部品交換時に折ったという報告は何度か目にしたことがある。
 テレビに繋ぐHDMIケーブルは、どういう設計になっているのだろう?テレビの使い方を考えると何度も抜き差しすることを前提に設計しているとは思えない。また、我が家では興奮した猫がHDMIケーブルに引っかかってケーブル側の端子をへし折ったことがある。これらのことを考えると、頻繁に抜き差しするのはリスクが高いように思えてならない。
 ケーブルの破損なら数百円の出費で済むが、1つしかないテレビ側の端子が折れたらテレビの生命が終わる。ここは保険の意味合いも兼ねて、複数のHDMI入力を切り替えられるHDMIセレクターを買うのが賢明な判断と言えるのだろう。
 ヨドバシ.comでHDMIセレクターを探す。安いもので1,200円ぐらい。高いものだと4,000円ぐらいだ。一体、この価格差がどこから生じているのだろう。さっぱり分からないので、製品を買おうにも買えずにいる。そうこうしている間にも、テレビとケーブルはドンドン劣化していくのである。