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買い物が下手になった

by 唐草 [2020/11/10]



 今のところコロナウイルスに対抗できる唯一の手段は新しい生活様式、いわゆるニューノーマルを遵守することだけ。外出を控えて、欠かさずマスクを身につけ、第三者との距離を保ち、うがい手洗いを徹底する。まるで籠城戦のように地味で終わりの見えない戦いである。
 楽しく気軽な生活様式からは程遠いニューノーマル。とは言え、半年以上続けていると自然と体に染み付いてくる。うっかりマスク無しで外に出てしまうと、ズボンの前を開けたままだったときのような気恥ずかしさを覚えるようになってきた。ニューノーマルは、もはやニューではなくただのノーマルになろうとしている。
 ぼくにとってニューノーマルで一番変化した生活様式ってなんだろう?それは、お金の使い方のような気がする。ぼくは以前から電子マネー派で、積極的にSuicaを活用していた。最近では脱現金がさらに進んで電子マネーだけではなく、クレジットカード払いを利用することが増えている。レジで小さなカードを示すのが、ぼくの大きなニューノーマルだ。
 その結果、現金に触れる機会がガクッと減った。
 この変化が思いも寄らない影響を及ぼしていることに今日気がついた。
 これだけ電子マネーが普及したとは言え、すべての場所で電子決済が出来るわけではない。それにカードを持っていないときだってある(落とすのが怖いのでクレカはあまり持ち歩いていない)。だから、いまだに現金に頼らざるを得ない瞬間は残っている。
 現金で会計を済ます度に大量の硬貨を受け取っている。これが今日の気付きの正体。これ、どう考えても電子決済に慣れた弊害。
 以前は合計金額を伝えられた瞬間に頭の中でお釣りの硬貨の枚数が少なくなる組み合わせを計算できた。でも、半年以上何も考えずにカードを出し続けている内に、ぼくの脳内にあったお釣り硬貨枚数計算用のニューロンは痩せ細ってしまったようだ。今はどう硬貨を出せばいいのか皆目思いつかない。計算できないからついついお札で会計を済ませてしまう。
 その結果、財布はお釣りの硬貨でドンドン重くなる。そして、お釣りの硬貨の使い方を考えられないので硬貨はただただ貯まる一方。ぼくの財布は貯金箱か?