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フルチャージ

by 唐草 [2020/11/12]



 ゲームで遊んでいると普段意識しない自分の癖や好みに気がつくことがある。これは自分だけの世界で世間体も気にせず振る舞う結果なのだろうか?アバターに現れる個人の好みの話ではない。プレー中に楽しいと感じることやストレスを覚えることなどの目には見えない要素の話である。
 ぼくが遊ぶゲームのほとんどが、強力な武器や謎の魔法を駆使してモンスターやらアボミネーションと呼ばれる悪役を打ち倒すもの。どのゲームも多様なアイテムやスキルを用意することで、プレーヤーの好みにあった遊び方ができるように作られている。大きな剣をブンブン振り回すことだって、やたらと長い銃で針の穴を通すような精密射撃をすることだってできる。
 ぼくの前に広がるゲームの世界には無数の楽しみ方が用意されている。モンハンでは巨大な盾の後ろに隠れて、槍でチクチクとモンスターを執拗に突き回す。Falloutでは、銃を構える相手に向かって鉄の爪をつけた拳を振り下ろして一撃必殺を楽しんでいる。あるゲームでは臆病者のように振る舞い、別のゲームでは蛮勇を楽しむ。ゲームが異なれば楽しみ方だって変わる。
 そのはずなのに、どんなゲームで遊んでいても絶対に選ばない要素というのが存在する。
 昨日、気がついたことなのだけれども、ぼくはチャージするタイプの武器や戦い方を徹底的に避けている。
 モンハンでハンマーを使うことはまず無い。Falloutでもチャージが必要なガウスライフルを構えた記憶がない。それどころか、どんなゲームのことを思い起こしてもボタン長押しのチャージを楽しんだという記憶がない。
 これこそぼくの性質なのだろう。チャージが大キライなのだ。
 一般的なチャージ武器の特徴は、攻撃のタイミングに制約がある代償として強力な一撃が繰り出せること。タイミングを見極められたら最高に気持ちのいい一撃を叩き込める。そんな触れ込みが多い。
 ぼくだってチャージ武器の威力は理解している。間違いなく強い。でも、どんなに強かったとしてもチャージしている数秒の待ち時間にイライラしてしまう。弱くてもいいから手を出したいときにバンバン攻撃できる方が爽快でいい。
 ぼくは気持ちよさのために我慢できないタイプなのだ。