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おはようRyzen

by 唐草 [2020/12/07]



 先週、リモートアクセス用に用意したPCのセットアップの失敗談を書いた。いつでも職場にアクセスできるように導入したにも関わらず、ぼくのミスで新しいコンピュータはスリープに入ってしまった。こうなってはリモートからはどうすることもできない。完全に手詰まり状態だった。
 復旧するには、直接職場に出向いてスリープを解除するしかない。マウスをちょっと動かすだけでスリープを解除できるとはいえ、片道1時間ぐらいかけてたったそれだけのことをしに行くのはあまりにもバカげている。リモート環境は他にもあるので急ぐ話でもない。次に出勤したときにスリープ解除すればいい。
 その一方で、新しいPCのセットアップを楽しみたいというオタク心がぼくの中で渦巻いていた。やっと導入できたRyzenマシンの真価を確かめたくてウズウズしていた。だから、すぐにでも家を飛び出しPCをオンラインに戻したいと願っていた。
 ぼくの中で、相反する2つの考えが衝突して火花を散らしていた。
 結局、スリープ解除は今日まで6日間延期となった。往復2時間はあまりにも時間の無駄だし、コロナも怖いので引きこもる選択をした。
 そして今日、会議のついでに6日ぶりのスリープ解除をしてきた。
 それにしても、なぜスリープ設定を間違えるなんていう基本的な失敗を犯してしまったのだろう?これまでにリモートアクセス用に24時間起動しっぱなしのWindowsマシンを何台も設定したし、そのいずれもスリープすることなく動いている。そんな経験に裏打ちされた自信もあり、今回のミスがどうしても解せなかった。
 今日じっくりと設定画面を見たが、そこにスリープの設定はなかった。どうもハードがスリープに対応していないので設定が出ないらしい。それなのになんでスリープしたの?
 原因は意外なところにあった。
 昔ながらのコントロールパネルからアクセスする電源管理の詳細オプションの項目に、ひっそりとスリープ項目が潜んでいた。こんなところにスリープ設定が隠れているなんて全然知らなかった。というか、未だに旧来のWindows的なアプローチじゃないといじれない項目があるのね。早いところコントロールパネルと設定を統合してくれないかなぁ。
 おはよう、Ryzen。