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レーダーを睨む

by 唐草 [2021/03/26]



 航空機の位置をリアルタイムに表示してくれる『FlightRadar24』というアプリがある。大きな国際空港周辺を見てみると、何台もの旅客機が列をなして滑走路を目指しているのを見つけられる。空の交通情報を知ったところでぼくにはなんの役にも立たないけれど、一度眺めだすと時間が経つのを忘れて画面に食い入ってしまう。5年ぐらい前から使っているけれど全然飽きない。
 最近は、旅客機ではない航空機を見つけることにハマっている。
 航空会社のロゴを表示するように設定してもロゴの出ない航空機がある。大抵の場合それらの正体は、自衛隊機か米軍機だ。軍用機は民間向けには情報公開していないかと思ったが、聞いた話によると一部訓練や人員移送だと情報公開することもあるそうだ。
 軍用機が描く飛行履歴は、民間旅客機のそれとはぜんぜん違う。
 何度も何度も同じところを回ったり、ある範囲を塗りつぶすように隙間なく飛行していたりする。きっとタッチ・アンド・ゴーの離着陸訓練だったりパラシュート降下訓練なんかをしているのだろう。民間機は、まるで首に紐をつけられているように一直線に目的地を目指して窮屈そうに空を飛んでいる。電車と一緒だ。それに比べると軍用機は大空で自由を謳歌しているかのような飛びっぷり。自由さ故に、いつどこにどんな機体が現れるかまったく予想できない。
 だから軍用機を探すのは楽しい。
 我が家の近隣には、入間、横田、厚木の3つの軍用飛行場がある。これら周辺に目を光らせていると結構な割合で軍用機を見つけられる。大抵の場合輸送機のC-130だが、それでも軍事機密の一端を覗いたような気分になる。それが公開情報だと知っていてもだ。そして、複雑な飛行履歴に「いったい何をしているのだろう?」と胸を膨らませる。まれに嘉手納から一直線に飛んできている飛行機を見つけるとレアキャラを発見したような気分になる。
 いつかアプリで戦闘機を見つけてみたいが、それは相当難しそう。航空祭の情報を元に自衛隊のブルーインパルスでも追いかけてみようかな?アプリに映るかわからないけど。