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時代を感じる

by 唐草 [2017/01/10]



 Amazon Primeのおかげで、多くの動画を追加料金無しに見ることができている。
 ぼくは、あまりテレビを観ない人間だった。これって、動画が好きじゃ無いってことではない。定時にテレビの前にいなくてはならないのがイヤなのだ。性格的に冒頭の数分を見損ねたら、もう見る気を完全に奪われてしまう。だから、3分ぐらい前からテレビの前にスタンバイしてしまう。そして、その3分にイライラするというやっかいな性格だ。自分のことながらクソ面倒な性格だと思っている。
 でも、好きなときに好きなように見られるオンデマンドなら、こんなイライラとはおさらばできる。たぶん、このお正月休みは人生史上一番動画を見た期間になったと思う。
 ただ、Prime加入特典で無料で見られる番組は、賞味期限が切れた番組が多い。4年ぐらい前の番組や映画が多いように思える。そんな一昔前の番組を観ていると、やっぱり時代の移り変わりを感じてしまう。ファッションの移り変わりもあるし、アニメだったら絵柄の流行廃りもある。でも、それ以上に時代を感じられるのが携帯電話だ。
 2010年ぐらいだと、まだまだガラケーが勢力を振るっていた。誰もが折りたたみ式のガラケーを握っている。
 さらに前の作品だと、コンパクトデジカメが出てくる。電話とカメラが分かれていた時代が懐かしく感じられる。
 2017年現在、携帯する電子機器はほぼすべてスマホに吸収されてしまった。時代の流れに逆らっていたぼくだって、スマホの波に呑まれてしまった。たった5年で、ガラケーは駆逐されスマホの時代となった。
 じゃあ、5年後に2016年付近の作品をみたら「おぉ、スマホだ!懐かしい」と思う事になるのだろうか?時代の変化を考えると、そうなっていそうに思える。むしろ、変化していない方が不自然だろう。でも、2022年のぼくがどんなデバイスを握っているのか(そもそも握っていないかもしれない)は、皆目見当が付かない。