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大寒波と戦う

by 唐草 [2017/01/16]



 この大寒波に立ち向かうには、我が家の壁はあまりにも非力なようだ。リフォームを行ったリビングだけは、人が暮らせる温度を保てている。でもそれ以外の部屋は、「風が吹いていない」というただ一点だけが屋外との違いと言いたくなるような寒さ。「寒い」という感覚が、「痛い」という感覚と近しいものであることを文字通り肌で感じられる。
 もちろん、ぼくの仕事部屋兼寝室も一桁台の気温になる。
 エアコンをつけて暖をとっているものの、部屋が暖まる気配は一向にない。エアコンは、ずっと最大出力のまま風を吐き続けている。でも、その風だってぼくの足元に届く頃には冷風になっている。
 なぜ、こんなにもぼくの部屋は寒いのか?本格的な対策を施さないと、いたずらに電気を消耗するだけだ。実践的な対策が必要なんだ。
 何年か前の寒かった時と同じ対策をしよう。
 雨戸を閉めるのだ。昼間だけど完全に雨戸を締め切る。
 この対策は、実に効果的だった。室温が2度ぐらい上昇した。エアコンも時々だが、全力稼働ではなくなる瞬間が生まれた。
 理想的な対策は、二重窓の導入かもしれない。でも、そんな悠長なことを言っている間に、ぼくは凍えてしまう。
 ただ、部屋は完全に闇に包まれた(電気はつけているけど)。まったく、時間がわからない。明日は、絶対に寝坊するだろうなぁ。