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JS化を考える

by 唐草 [2017/11/07]



 Flashゲームサイトとしてカラクサラボが名を馳せたのも、もう昔のこと。最近は、とんと(ここで公開できる)ゲームも作っていない。でも、過去のリソースでどうにか食いつないできた。今でも古いゲームにちょっとだけアクセスがある。全盛期の1/100ぐらいだけど。
 田舎のおみやげ屋のような感じで、細々と運営(実体はタダの放置)を続けている。収益目的みたいなギラギラした脂っぽい野望は既になく、懐古精神と趣味だけで続けている。あと、このサーバは仕事にも使っているので止めるわけにもいかない。だったら公開領域にゲームでも置いておこうという打算的な考えもある。
 だが、そんなぼくの趣味にもいよいよ終止符が打たれてしまうかもしれない。
 Flashというフォーマットそのものが消える日もそう遠くはないだろう。
 権利を持っているAdobeも存続に消極的だし、自社サービスで利用するために保守を手伝ってきたGoogleも撤退が近いと述べている。
 今まで様々なフォーマットが現れては消えていった。ぼくがFlashを始めた頃は、親分格のShockwaveがWebアプリの中心だった。事実上のWebアプリのスタンダードだったShockwaveも、開発の難しさがたたったのか理由はよく分からないが、後発のFlashに飲み込まれて消えていった。
 次は、Flashが消えるときだ。
 ただ、このまま消えてしまうのを黙って見ていることはしたくない。一番人気のゲームだった四川省を早々にJavaScript化してスマホ対応したように、他のゲームも時代の波に合わせた改修をしてやりたい。
 どれを残すべきか。何を改修して(ぼくにとって)新たな技術を身につけるべきか?
 改めてすべてを見なおした結果、ギコチャットの名称で運用しているアバターチャットシステムをJS化することが一番勉強になるのではないかとの結論に達した。これは超絶難易度の茨の道でもある。
 すぐにやり方が思い浮かばない程度の難易度じゃないと勉強にならないからなぁ。