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揚げハンバーグ

by 唐草 [2017/05/10]



 今日は、学食でメンチカツ定食を食べた。学食入り口のサンプルが、明らかにぼくの胃袋を誘っていた。
 皿の上に乗っていたメンチカツは、かなり大きめ。細かめのパン粉をまぶしてじっくりと揚げられていた。ぼくとしては、もう少し荒いパン粉の方が好きなのだが…。
 パン粉は好みではなかったが、落ち込んではいない。メンチカツの本体は衣でなく肉だ。肉は、分厚くて肉らしい肉感に溢れていた。きっと繋ぎ少なめで調理されていたためだろう。実に食べ応えのあるメンチカツだった。
 肉感たっぷりのメンチカツを頬張りながら、ふと思った事がある。この食感って、なにか別の食べ物で経験したことがある。なんだっけ?そうだ、ハンバーグとほぼ同じなんだ。
 と言うことは、メンチカツってようするに「揚げハンバーグ」ってことではないだろうか?
 挽肉にタマネギを加えてこねて、形を整えて、最後にフライパンで焼けばハンバーグのできあがり。
 挽肉にタマネギを加えてこねて、形を整えて、パン粉をつけて最後に揚げればメンチカツ。
 最後の調理方法が異なるだけで、材料はほぼ共通している。やはり揚げハンバーグだと言って差し支えないだろう。
 ただ、揚げハンバーグと言うとカロリーがすさまじそうに聞こえる。アメリカのピザで挟んだハンバーガーとかと同じカロリーモンスターの仲間のように聞こえてしまう。
 ところが、メンチカツと呼ぶと肉々しさが抑えられる。カラッと揚がった和風の揚げ物という印象が強くなる。名前って、大事なんだなぁ。