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Googleのロゴ

by 唐草 [2017/04/03]



 Googleのトップページのロゴは、記念日や偉人の誕生日などに応じてデザインを変えている。Google自身は、その日限りのロゴを自社名をもじって"Doodle"(落書き)と呼んでいるようだ。自社のロゴをバンバン変えるというのは、企業としてあまりできることではない。Google以外にここまで自社ロゴをいじっている企業は、他に思い出せない。
 Doodleのおかげで、初めて名前を知った人も少なくない。むしろ世界規模でやっていることなので、無知な日本人のぼくからすると功績も名前も知らない人が紹介されていることの方が多い。
 初期のDoodleは、けっこうレアな存在だった。ホリデーシーズンなどだけに出る特別なロゴというイメージがあった。でも、今は日替わりロゴというような印象が強くなっている。まったく特別さを感じないぐらいの頻度で出現している。
 それどころか、普通のGoogleロゴを見る機会の方がレアなようにすら思える。もう、久しくGoogleロゴを拝んでいないような気さえする。
 世界には、記念に値する業績を上げた多くの人々がいる。世界に名が知られている人から、その国でしか知名度の無い人まで様々だ。そんな人々を紹介するには、1日1人のペースでも足りないことだろう。数年後には、Googleのトップページは偉人の功績を紹介するページになってしまいそうだ。
 世界一有名な企業のひとつなのに誰もロゴを見たことが無い。そんな状況が迫っているように思える。でも、それってネットの時代を象徴していないだろうか。