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何年ぶりかのカウント

by 唐草 [2018/09/25]



 昨日の「読書の秋」の記事を書いているときに、あることが気になった。最近ぼくは平均して毎回1,000字強の記事を書いているのだが、これは文庫本の1ページ収まるのだろうか?こんな素朴な疑問がぼくの頭の中にフワフワと浮かんだ。なんとも読書の秋らしい疑問である。
 その場で調べればよかったのだが、昨日は睡眠の秋を満喫していたので答を調べる前に寝てしまった。そして今日、その疑問の答を調べることにした。
 適当な文庫本を手に取って、行数と1行の文字数を調べれば答はすぐに出る。しかし、ネットに頼り切りのぼくは本棚に手を伸ばすことすらせずに検索をしていた。もはや能動的な調査を行うなどという発想は、ぼくの中に無いようだ。
 ググった結果、文庫本1ページの文字数は多いもので756文字、少ないものだと600字程度だと記載されていた。出版社によって本の判型や文字組みが異なるので様々な数値が示されていた。とは言え、改行もなく昔のお経のように隙間なく文字が並んでいることなんてまずありえない。多くのページは、文字の無い部分が少なからずある。特に会話文の続くシーンだと紙面の下半分が白いことも多い。その辺を考慮すると1ページおおよそ650字ぐらいになりそうだ。
 ということは、ぼくの日記は見開き1ページにきれいに収まるボリュームだと言える。滅多に会話文が無いので割とびっしりと文字で埋まりそうな印象さえある。
 ここまで調べて、さらに気になったことがある。
 いわゆる長編小説と言われる作品のボリュームである。手に持つと重さを感じる300ページぐらいの厚さとなれば、単純計算で650x300だから約20万文字となる。
 さて、ぼくは一応日刊という体を装おって365日分の記事をアップしている。ボリュームにはムラがあるが、800字から1000字の間が多い。中を取って900字だとすると900x365で約33万文字も書いている計算になる。文庫本換算だと1.5冊分ぐらいある。改めて考えてみると結構な量を書いている。内容を気にしなければ、1年に少なくとも1冊は刊行できるペースである。職業作家としては遅すぎるかもしれないが、個人の趣味としては悪くないペースでは無いだろうか?
 じゃあ、これまでにここの日記に何文字書いたのだろうか?
 2009年に文字数カウントプログラムを書いた。当時100万文字を突破していて驚いていた。あれから9年。数字はどれだけ増えただろうか。
 現在のスコアは、4,591記事で4,292,388文字(この記事を除く)だった。約430万文字である。数字を見て少し口角が上がるのを感じた。ちょっと自画自賛したい気分すらある。
 ぼく以外にこの430万文字を全部読んだ奇特な人はいるのだろうか?いたら嬉しいけれど、それと同時にちょっと怖いような気もする。