カレンダー

2018/01
 
   
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

驚くほど貧弱に

by 唐草 [2018/02/21]



 昨日は、久々に暖かかったのでいつもの公園まで散歩にいった。奇しくも火曜日だったので、毎週恒例の散歩といった具合となった。
 大学での授業が終わって以来、散歩には出ていなかった。それどころか、家でコードを書いているか、はたまたモンハンをやっているかのどちらかでしかない生活が1ヶ月近く続いていた。この間に徒歩で外出したのは、近所のスーパーへの買い物と郵便物の投函のためにポストへ向かっただけだ。どちらも家から200m程度の距離しかない。自転車にだって1度しか跨っていないような気がする。
 もはや引きこもりと呼んでふさわしい生活スタイルとなっていた。
 そんな生活を続けていると体に異変が出てくる。明らかに足の筋肉が無くなって細くなったし、尻が凹んだ感じがする。これは、あまりに不健康である。こんな生活を続けていたら引きこもりどころか寝たきりになっても不思議は無い。
 と言うことで、「健康のため」という加齢を感じさせる目的を掲げ公園への道のりをやや早足で往復してきた。それが、昨日の話である。
 そして、夜が明けた。
 ぼくを迎えてくれたのは、健康的で爽やかな朝の光ではなかった。ぼくを待っていたのは、ひどい筋肉痛だった。残された数少ない筋肉のすべてが悲鳴をあげている。
 さすがにこれは、ショックだ。不健康で運動不足なのは重々承知していたけれど、先月まで毎週歩いていたコースをいつものように歩いただけなのにこんなことになるなんて。尻の凹んでしまった部分やふくらはぎが、まるで前日にダッシュでもしたかのような筋肉痛に襲われている。更にひどいのは右足のかかと付近。階段を上り下りすると、足にヒビでも入っているのではないかと思うほどに痛む。これは筋肉痛と言うより、純粋に筋を痛めてしまったのだろう。
 さすがに自分でも情けなくなるほどに貧弱である。