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油まみれの延命

by 唐草 [2017/08/09]



 連日連夜のゲーム三昧で、ぼくのPS4のコントローラーは限界を迎えている。
 キャラクターの移動などで一番使う左アナログスティックの上方向の認識がおかしくなっている。最大まで押し込んでも、最大値と認識してくれない。走るはずのキャラクターは、画面の中でゆっくりと歩いている。思い通りに動かないキャラクターを操作するのは、歯にものが引っかかったときのようなもどかしさがある。楽しいゲームも台無しだ。
 実はこの症状、1年以上前から発生している。
 1年以上もの間、ずっと我慢して来たわけではない。
 安価な対策を見つけてしまったので、症状が発生する度に対処療法を行ってきた。前にも書いたのだが、アナログスティックの付け根に接点復活剤を噴霧することで症状の改善を図ってきた。
 だが、接点復活剤による対応もそろそろ限界を迎えようとしているようだ。
 ここのところ接点復活剤のスプレーを噴く頻度が上がってきている。接点復活剤を初めて導入したときは、1回のスプレーで2ヶ月ぐらい効果が続いていた。だが、最近では10日に1度ぐらいのペースまで上がってきてしまっている。
 接点復活剤の効果によって表面的に回路の接点が復活しているとは言え、物理的摩耗を修復しているわけではない。騙し騙し使っているようなものだ。
 高い頻度でスプレーしているので、余計なところにも接点復活剤がかかってしまっている。コントローラーのグリップ付近からちょっとずつ接点復活剤が漏れている。コントローラー中央のタッチパネルの左端には油染みができている。
 接点復活剤は、ベタベタする薬剤ではないので使っていて気になることは無い。でも、わずかに石油系の鼻をつく臭いがする。
 コントローラーを分解したら、内部は薬剤でドロドロになっていそう。でも、まだまだ延命して使い続けるよ。だって、PS4コントローラーって、アホみたいに高いんだもん。