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頭が痛くなる本

by 唐草 [2018/01/20]



 夕方、気が付いたら頭が痛くなっていた。困惑を示す比喩的な表現ではなく、本当の頭痛。
 ぼくが頭痛になる最大の要因は寝不足。だが、今日は休みなのでしっかり寝ている。二日酔いでもない。それに目覚めたときは、元気いっぱいで頭痛とは無縁だった。
 何が原因で頭痛になったのだろうか?今日の行動を振り返ってみた。
 ゲームで遊びまくって目が疲れると頭痛にあることもあるが、今日はあまり遊んでいない。短時間しか遊んでいなくてもボス戦などで肩に力が入ってしまうこともあるが、それもない。ダラダラとレベル上げをしていただけだ。
 今日の午後は、自室でずっと本を読んでいただけ。読んでいたのは、先日買った『世界をまどわせた地図』という本だ。この本は、ヨーロッパの古地図に記載されていたが実際には存在しない島や土地を紹介している。海に巨大なウミヘビがいたり、地図の端で不細工な天使がラッパを吹いていたりする西洋の古地図のビジュアルが好きなぼくにはたまらない1冊だ。RPGに出てくるような地図の元ネタをいくつも紹介している。読み物としてもボリュームも十分にあるが、ぼくは小さな子供が図鑑を読んで楽しむときのように絵を中心に見て満足している。
 ひょっとして、この本が頭痛の原因なのだろうか?
 A4版のハードカバーで250ページの本は、なかなか重い。そんな本を片手で持って読んでいたので、ひどい肩こりになって、頭痛まで引き起こしたのではないだろうか?右腕をゆっくりと挙げようとしたら、まるで錆びついた機械を無理矢理動かしているかのようにぎこちなくしか動かなかった。自分の体とは思えないほどに肩と腕の筋肉が固まってしまっていた。これでは血行も最悪だろう。頭痛になっても不思議は無い。というか、これ以外に原因が考えられない。
 本の重さを量ったら970gもあった。タブレット2台分ぐらいの重さだ。片手で長時間持つには重すぎる。これからは、子供が絵本を読むときのように膝の上に本を置いて読もう。