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タイヤ交換

by 唐草 [2018/04/01]



 先日注文していた自転車のタイヤが予定より早く届いた。Amazonで購入したのだが、タイヤはぼくの予想とは異なる梱包で届いた。以前購入したマウンテンバイク用の安タイヤは、コンパクトに折りたたまれていた。その姿は、まるで分厚い靴底のようである。だから、今回も折りたたまれたタイヤが段ボール箱に入って届くと思っていた。でも、そうじゃなかった。2本セットのタイヤが輪っかのまま包帯のようなビニールでグルグル巻きにされて届いた。色は黒いが、まるでタイヤのミイラような姿だった。ゴム製で丈夫なタイヤである。こんな簡易包装でも何の問題も無いのだろうが、過剰包装に慣れたぼくの目には大胆すぎる梱包に見えて仕方がなかった。
 届いたタイヤを見ていると、どうしても24インチよりも大きく見えてしまう。注文するタイヤを間違えたんじゃないかという不安が胸を締め付ける。そっと自転車の脇にタイヤを置くと確かにジャストサイズである。でも、タイヤだけを手にとってその大きさを見ると、どうしても大きく見えてしまう。大きさの印象なんていい加減なものだ。
 包帯のようなビニールをクルクル巻き取りながら梱包を解いていく。ビニールがほどけるにしたがって、新品のゴムの臭いが強くなっていく。間違いなく臭いが、これぞ新品の証である。
 昨日は、ワイヤー交換をしていた。今日は、タイヤ交換である。さながら自転車屋のような働きっぷりである。機械油に濡れた指先の黒さが、まるでプロのようである。
 タイヤ交換の際に気をつけるのは、タイヤ装着向きぐらい。あとは、すべて力業だ。グイグイ力いっぱいにタイヤを押したり引っ張たりして交換を終えた。
 自転車で消耗するパーツは、タイヤ(チューブも含む)、ワイヤー、ブレーキパッドの3つが挙げられる。一応、消耗品なら一通り自力で交換できるようになった。やれば、意外と簡単にできる物だ。当分、自転車屋へ足を運ぶことはないだろう。