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ぼくがタヌキ

by 唐草 [2018/03/13]



 個人的には実現は無理だろうと考えているプランに足を突っ込んでいる。断ってしまえばそれでおしまい。でも、足を突っ込まない限りリターンを得ることは絶対に無い。「宝くじは買わなきゃ当たらない」というのと同じような感じである。リターンが比較的大きいことと成功の確率が極めて低いところなんてまさに宝くじそのものである。
 ぼくは、宝くじにもギャンブルにも手を出したことはない。確率にお金を賭けないというのをモットーにしているからだ。トータルで負ける可能性がある戦いには手を出さない主義なのだ。これだと大勝ちすることは絶対に無くなってしまうのだが、逆に大負けすることもほぼゼロになる。なによりも減らさないことを第一目標とする絶対的な安定指向なのだ。
 じゃあ、なんで今回ばかりは宝くじのようなプランに参加しているのか?実は、今回の宝くじ的なプランは1回限りのチャンスだが、お金が1円もかかっていない。もちろん、完全にコストがゼロな訳ではない。交通費のような経費やちょっとばかりの時間は取られている。でも、財布の中からはまだ1円も動いていない。
 例えるならば、知り合いに「宝くじ、1枚あげようか?」と言われているような状況である。どう考えても断る理由が見あたらない。
 ここまでは実においしい話である。ただ、宝くじの提供を申し出た側は、すでにぼくが宝くじに当選することを前提に今後のことを考えている感じがする。当選金でぼくの新しい家を買おうと間取りの検討を始めているような感じだ。早計にも程があるし、そう言うのを取らぬ狸の皮算用と言うのだろう。
 ん、この場合のタヌキってひょっとしてぼくなのか?